履正社・安田尚憲選手が44号3ラン、優勝に貢献しスカウトも高評価

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履正社の安田尚憲選手はこの日、早稲田実の清宮幸太郎選手のホームランを目の前で見た後の3回、3ランホームランでお返しをした。

44号ホームラン

安田選手は3回、1アウト1,3塁の場面で打席に入ると、インコース高めのストレートをスイング一閃、打球は1回の清宮選手の打球の上を行く軌道でライトスタンドに飛び込んだ。清宮選手のホームランを見て「意識しないようにしてたけど、燃えるものがあった」と話し、「前の打席は差し込まれて守りに入っていた。自分から攻めていこう」と高めのストレートに負けないスイングを心掛けた。

また4回には犠牲フライで打点を挙げるなど4打数2安打4打点、準決勝までの3試合は10打数1安打だったが、決勝ではチームを見事に優勝に導く活躍を見せた。

プロのスカウトも高評価

プロのスカウトも高い評価を示した。

北海道日本ハム・大渕スカウトディレクター:「打球の飛距離なら安田の方が上」

中日・中田スカウト部長:「粗さはあるが持っている素質やパワーはトップクラス。素材、素質は上位候補に入ってこれる。絶好調なら今大会でも3,4本は本塁打が出ていたかもしれない。」

阪神・畑山アマスカウト統括補佐:「松井秀喜のイメージ。長嶋さんとの練習で形を作ったように、しっかりとした形で打つパワーヒッター。この日は清宮に触発されたと思う。気持ちが前面に出ていた。形を意識することも大切だけど、ここぞの場面では気持ちで打つということを覚えてほしい。」

アストロズ・大慈弥スカウト:「安田は類いまれな打者。来春が楽しみ。」

また、福岡ソフトバンクの小川育成・編成部長は「東の清宮、西の安田。来年のドラフトは2人が軸になっていくのは間違いない」と話した。

安田選手は軸がしっかりとしており、回転でホームランを打つ。インコースもうまくさばく技術がある。清宮選手は下半身も動くし軸も動くことがあるが、その柔軟性で低めの球もスタンドに持っていく技術とパワーがある。

タイプの違う二人の左のスラッガーが、来年どんな活躍を見せてくれるのか非常に楽しみ。

エース・竹田投手が145キロ

履正社は投手も成長をしている。エースの竹田祐投手はこの日は3回途中から登板すると、4回から9回までを無失点に抑えた。145キロを記録し6回1/3を6安打7奪三振無失点と結果を残した。一冬超えて、来年、どんな投手になっているか注目したい。

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「意識しないようにしてたけど、燃えるものがあった」。高めの直球をフルスイングすると、打球は清宮が放った軌跡をなぞるように右翼席へ飛び込んだ。

こうしたトーナメント戦では大会序盤を見て姿を消すスカウト陣が多い中、決勝を日米5球団が視察。ソフトバンクの小川一夫育成・編成部長は「東の清宮、西の安田。来年のドラフトは2人が軸になっていく」と言った。

周囲にライバルと目される強打者がいないだけに「清宮は技術的に成長している。ボールの待ち方、間合い、打つべくして打っている。安田は清宮に触発されたと思う。気持ちが前面に出ていた。形を意識することも大切だけど、ここぞの場面では気持ちで打つということを覚えてほしい」と評価する。

高校通算44号は1-1の三回一死一、三塁で、初球を右翼席中段へ。高めの直球をとらえて勝ち越し3ランを放った。一回に清宮の先制ソロで幕を開けた打ち合い。相手の主砲に負けじと打ち返した。しかもほぼ同じ方向へ、飛距離は5メートル上回った。一挙7点で再逆転した四回には、決勝の中犠飛も放った。

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