ドラフト上位候補で関西NO1右腕、東洋大姫路・原樹理投手が海星戦で先発した。ストレートは144kmと若干抑え気味で調子も決して良くはなかったが、結果は7回を3安打に抑えて無失点、ほぼ完璧に海星打線を抑えた。
奪三振は2つだけ。ただしストレートが苦手な打者にはストレートを続け、インコースが苦手な選手にはインコースに集め、ストレートに強い打者にはスライダーを低めに集めてそれぞれ抑えていく。打者に応じて投げ分ける投球センスはプロの投球だった。
プロに入ってほしい投手だ。フォーム素晴らしく欠点の指摘が難しい。調子が良い時にはストレートは147kmをマークしてくれば、手も足も出ない投球になるだろう。大学ではおそらく1年目からエース級の活躍をするだろう。4年間でもっと成長するかもしれない。でもプロに入っても同じくらいの結果を残せる投手ではないかと思わせるほど、高い完成度を持っている。
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