日大三・櫻井周斗投手が2本塁打、金成麗生選手も本塁打に広島スカウト評価

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日大三はこの日、春季高校野球東京大会の2回戦で葛飾野と対戦し、7本塁打14点で圧勝した。プロ注目の櫻井周斗選手がセンターで出場すると、1試合2本塁打を記録、広島スカウトが高い評価をしている。

投打に高評価

高校生では打てないと評されるスライダーを投げ、プロのスカウトからも高く評価されている櫻井周斗投手は、打者としても中軸を打ち注目されている。

この日は登板は無く3番センターで出場すると、2回にはライト方向にオーバーフェンス、5回には変化球をうまくすくい、ライトポール際に放り込んだ。これで高校通算本塁打は24本となった。

この打撃を見た広島の苑田スカウト部長は「間の取り方がうまい。投打でドラフト候補」と話し、打者としてもドラフト候補として注目していることを明かした。

櫻井選手はセンバツ時の自身のバッティングフォームの映像を見て「猫背になっていたので、胸を張って立つようにした」と話し、フォームを修正して臨んでいた。大きな結果が出たことで「春は決勝で早実とやる思いが強い」と話し、昨年秋の決勝のリベンジを目標としていた。

金成選手もホームラン

また金成麗生選手も4回にライナーでライトのフェンスを越えるホームランを放ち、高校通算21号とした。広島・苑田スカウト部長は金成選手についても「清宮に負けないくらいのパワーがある」と評価した。

またこの日は1番・井上大成選手が先頭打者ホームランなど2本塁打、2番・長谷川央都選手も初回に井上選手と2者連続ホームランを放ち、7本のホームランで圧倒した。

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センバツの履正社戦で先発したエース左腕の桜井は、中堅で出場。二回に右越え、五回には内角カーブを右翼ポール際へ運んだ。高校通算本塁打を「24」に伸ばし「自分のスイングをしようと思った。大量得点を取るのが自分たちの持ち味」と胸を張った。

初回に1番・井上、2番・長谷川の2者連続本塁打で幕開け。今秋ドラフト候補の3番・桜井が2発、4回には1メートル93の大型スラッガーで「デカプリオ」の異名を持つ金成にも一発が飛び出した。

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