静岡・池谷蒼大投手がセンバツ以来の投球で好投、中日スカウト部長評価

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春季高校野球東海大会はこの日、2試合が雨のため延期となり、2試合が行われた。静岡vs近大高専の試合では、プロ注目の144キロ左腕・池谷蒼大投手がセンバツ以来の公式戦登板をした。

8割の力で

池谷蒼大投手は、最速144キロの速球にスライダー、チェンジアップを織り交ぜ、テンポの良い投球で昨年秋も注目された左腕。しかし明治神宮大会では早稲田実・清宮幸太郎と対戦し2安打を許す。8回を投げて7つの四死球を与える不本意な内容だった。

またセンバツでは初戦の不来方戦で7回6安打9奪三振1失点と好投を見せたが、続く大阪桐蔭戦では8回1/3を14安打11失点と失点を重ね、優勝した重量打線を抑えることはできなかった。

プロからも注目される左腕だが、全国クラスの相手に力を見せられるかがポイントという投手である。

センバツ以降は春季静岡大会には登板をせず、この日は約60日ぶりとなる登板となった。3回から登板した池谷投手は、「8割の力でセンバツの時より、球の質、キレがよくなっていると思います」と話し、キレのある球で7回を1安打無失点に抑える快投を見せた。球速も142キロを記録した。

抜群のテンポの良さもあり、相手に隙を与えない投球で、エースのピッチングを見せた。この日視察した中日の中田スカウト部長は「テンポよく投げていて天性を感じる。いいボールを持っている」と評価、最後の夏に向けてマークを続ける。

球のキレで勝負する左腕として面白い存在となりそうだが、大学などで今永投手のように成長できるのか、プロ入りした方が良いのか、進路も含めて注目される。

この日行われたもう一試合は、至学館が6-4で中京学院大中京を下した。

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公式戦登板は今春センバツ2回戦の大阪桐蔭戦以来となるが、直球は自己最速144キロに迫る142キロを記録するなど7回を1安打無失点とほぼ完璧な内容。「センバツの時より、球の質、キレがよくなっていると思います」と笑顔を見せた。

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