大学野球は大詰め、東京六大学は早慶戦で慶応大が優勝を目指す

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大学野球の春季リーグ戦は優勝が決まっていないのは残り7リーグとなった。東京六大学は早慶戦で慶応大が優勝をかけて戦う。

早慶戦

慶応義塾大

東京六大学では大学野球の華、早慶戦が行われる。

慶応大は2連勝すればリーグ優勝が決定する大一番となる。キーマンとなるのは、4番を打つ岩見雅紀選手、今季は4本塁打を放ち、その飛距離はプロでもなかなか見られないようなスタンドの中段付近に飛び込んでいく。打点でも13打点を挙げており、リーグトップの16打点を挙げている立教大・笠松悠哉選手を越えられるか。

2年生の柳町達選手は天才ともいわれる打撃センスを持ち、1年生春から打率.311、秋.317、今季も.310とコンスタントにアベレージを維持する。既に通算安打は40本で、リーグ100安打はもちろん、高山俊選手のリーグ記録更新も期待したい選手である。

一方投手陣は2年生を中心とした布陣、2年生左腕の高橋佑樹投手は安定した技巧派で5回まで試合を作っていく。そしてリリーフには同じく2年生の145キロ右腕・高橋亮吾投手や、3年生の148キロ右腕・菊地恭志郎投手が控える。菊地投手は2戦目の先発でも登板も予想される。

しかし、慶応大の真の中心選手は、これらの投手をリードしている郡司裕也選手であろう。プロでもマスクを被った大久保監督の元で1年生からマスクを被って経験を積み、また打撃では今季は3本塁打11打点、打率.356を記録している。仙台育英時代も打撃や扇の要として注目された選手で、再来年のドラフト1位候補の一人と予想される。

早稲田大

早稲田大のキーマンは、2年生の加藤雅樹選手である。同じ2年生の郡司選手と同じく、高校時代(早稲田実)では捕手として注目された。現在は外野手として出場しているが、今季は4本塁打、13打点でリーグ2位、また、打率.448は2位に1分近くの差をつけて首位打者となっている。ホームラン1本、そして打点で3点を挙げれば3冠王も見えてくるだけに、その打撃に注目したい。将来的にはマスクを被り、強打の捕手として再来年のドラフト1位を目指してほしい。

投手では期待された4年生の大竹耕太郎投手が結果を残せず、柳沢一輝投手ももう一皮むける事ができていないが、3年生の小島和哉投手が調子を上げている。

またもしかすると、ここまで6試合を投げている1年生の早川隆久投手が先発してくる可能性もあり、この早慶戦の投手のキーマンとなるかもしれない。

慶大の優勝は?

リーグ戦は立教大が勝ち点4、9勝4敗で首位に立っている。この早慶戦で慶応大が2勝0敗すれば、勝ち点4の上に、8勝3敗で勝率が上回り、慶応大逆転優勝となる。

1敗でもすれば立教大の勝率を上回ることはできない。1敗もできない早慶戦で慶応大が最後の力を振り絞ることができるか、また早稲田大が早慶戦だけは落とせないという意地をみせるか、注目の戦いが始まる。

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