履正社・安田尚憲選手が62号ホームラン、中日など4球団7人スカウト

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高校野球大阪大会では履正社が大体大浪商を圧倒し、5回コールド10-0で勝利した。プロ注目の145キロ左腕・宮本大勢投手を、履正社・安田尚憲選手が打ち崩した。

右手を空に

普段はホームランを打っても、派手なアクションをしない安田尚憲選手だが、この日はホームランを放った後、右手を空に突き上げた。

対戦する投手は宮本大勢投手、最速145キロの速球を投げ、安田選手も昨年秋はノーヒットに抑えられていた。しかしこの日は初回、1点を先制しなおもノーアウト1塁の場面で安田選手が打席に入る。宮本投手の得意球の一つ、チェンジアップを振りぬくと、バックスクリーン右に高校通算62号ホームランを放った。打線は宮本投手に2回で9安打を浴びせて8点を奪い、ノックアウトした。

4球団7人スカウト視察

安田選手はこの日も3打数2安打3打点、今大会は6試合で15打数11安打、3本塁打13打点と止まらない。

この日は4球団7人のスカウトが視察に訪れたが、中日の石井チーフスカウトは「見逃しにも打ちに行く姿勢が出ている。能力がすごいのは間違いないし、それができているので鬼に金棒」と、打席での雰囲気を含めて評価をした。

決勝戦は大阪桐蔭との対戦が決まった。センバツの決勝戦で敗れている相手にリベンジを誓う。

宮本投手は大阪ガスへ

2回8失点で降板した大体大浪商・宮本大勢投手は「初回の先頭に打たれてズルズルいってしまった。甲子園に行きたかったです」と話した。

進路については社会人の大阪ガスに進む予定で、左腕の育成に定評のあるチームに進み、将来のプロ入りを目指す。

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今大会は6試合で15打数11安打、打率・733、3本塁打、13打点。バットを振れば快音が響く。視察した4球団7人のスカウトも勢いを感じ取った。中日・石井チーフスカウトは「見逃しにも打ちに行く姿勢が出ている。能力がすごいのは間違いないし、それができているので鬼に金棒」。投手との空間を支配するオーラに舌を巻いた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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