どちらの怪物をドラフト1位にするか、最多本塁打の清宮選手と中村選手

清宮幸太郎, 中村奨成

今年は高校野球100年の歴史で、二つの最多ホームランが見られた。一つ目は早稲田実・清宮幸太郎選手の高校通算の最多本塁打107本、二つ目は広陵・中村奨成選手の甲子園1大会最多本塁打6本。

ドラフト1位はどちらに

今年の高校生スラッガーのなかでは、やはり107本塁打を放っている怪物・清宮幸太郎選手の評価が、頭一つ抜けていた感があった。しかし、この夏の甲子園で清原を越えるホームランを放った広陵・中村奨成選手が登場し、スカウトや球団フロントにとってはうれしくも悩ましい決断が必要になってきた。

これまでの各球団のスカウト会議を見ると、やはり清宮選手を筆頭に、その他の選手を絞っていくという動きは共通していたように見える。守備の面では一塁手で、意外と起用というくらいの評価だが、体も大きく、左のスラッガーとして申し分ない本塁打数を残している。

一方、中村選手は1大会6本塁打で一気に名前を挙げたものの高校通算本塁打自体は44本、今大会は特にホームランが良く出た大会でもあったが、打撃の内容を見ても、逆方向へしっかりと運び、バックスクリーンにもそしてレフトにも特大の当たりを見せた。本塁打以外でもしっかりとスイングをした当たりでヒットを量産し、打点を稼ぎまくった。なにより打撃フォームを絶賛するプロ野球の関係者が多く、清宮選手よりも技術的にしっかりとしたフォームであることが評価されている。

また貴重な捕手のポジションの選手であり、低くて鋭い送球を投げる肩やバント処理でみせたフットワークなど、守備面でも高い評価を受けている。

中村選手はプロ志望の意思があり、清宮選手は進路についてはまだ明らかにしていない。同じ年にそろった二人の怪物、清宮選手がプロ志望をした時、プロ球団側はどちらを1位指名に持ってくるのか。清宮選手に指名が集中するかもしれないという予想もあったが、今年も1位指名は割れていくかもしれない。

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