大阪桐蔭・根尾昂選手が優勝弾、阪神、DeNA、オリックススカウトが熱視線

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秋季高校野球近畿大会では智弁和歌山vs大阪桐蔭の決勝が行われ、大阪桐蔭が根尾昂選手のホームランで1-0で勝利し優勝した。

優勝弾

4日の準決勝では先発して7安打16奪三振完封勝利をしていた根尾昂選手は、この日は4番ショートで出場すると、0-0で迎えた6回に、バックスクリーン右へ推定飛距離130mの特大ホームランを放った。この日は4打数3安打1打点と活躍し優勝に大きく貢献した。

大阪桐蔭は根尾選手、横川凱投手、柿木蓮投手の3人で先発のローテーションをしている。その中で根尾選手は4番も務め、登板の無い時はショートや外野で出場する。この秋は大阪大会から5本のホームランを放ち、高校通算本塁打も20本に伸ばした。投打に無敗の大阪桐蔭を支えている。

スカウト絶賛

この日は阪神、DeNA、オリックスのスカウトが視察に訪れ、阪神の畑山チーフスカウトは「松井に似たタイプ。スキーなどで培った体のバネ、体幹の強さ、ムチのようにしなるリストの強さが飛距離につながるんでしょう」と話し、「投げれば速いボール、打てば飛ばすし走れば速い。まだ1つに決める時期じゃない。いろんな可能性を見てゆきたい」と話し、野球選手としてすべての部分で高い評価を示した。

オリックスの谷口スカウトは「若い時の松井稼頭央さんみたい。」と、こちらも松井選手の名前を挙げた。高校生では投手として、プロでは遊撃手として代表する選手だった選手と比較した。そして「根尾と藤原、あんな選手なかなかいない」と藤原恭大選手にも注目していた。

柿木投手完封

こちらも負けていない。先発した柿木蓮投手は強打の智弁和歌山打線を、7安打8奪三振に抑えて完封した。柿木投手は夏の甲子園でも仙台育英戦で8回まで無失点に抑えていたが、9回に逆転されて敗れていた。しかしこの日は、9回も無失点に抑えて完封、その時の経験を生かした。

無敗での1年間を誓う大阪桐蔭、まずは明治神宮大会出場を決め、まずは全国一冠を目指す。そして根尾選手、藤原選手、柿木投手などに、ますます熱視線が集まるだろう。

大阪桐蔭高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

全速力で一塁へ駆けた。打球の行方は「太陽がまぶしくて見えなかった」が、振り抜いた両手には確かな感触が残った。「長打かなと思いましたが、センターがフェンスをよじ登ったので“えっ”って思いました」。千金の決勝弾に、西谷浩一監督は「よく飛びますね、根尾のホームランは」と舌を巻いた。

 日本ハム・大谷ばりの二刀流は凄みを増してきた。4日の準決勝・近江戦は16三振を奪う公式戦初完封。来秋ドラフト1位候補は投打で強烈な輝きを放つ。阪神の畑山俊二チーフアマスカウトは松井稼頭央を引き合いに出した。「松井に似たタイプ。スキーなどで培った体のバネ、体幹の強さ、ムチのようにしなるリストの強さが飛距離につながるんでしょう」。背番号6の成長に目を見張った。

スカウトは視察のたびに評価を上げている。「まだまだいろんな可能性を持っている。まだ投手か野手か、どちらかに決める必要はない」と阪神・畑山スカウト。オリックス・谷口スカウトも「松井稼頭央選手みたい。(投打)どちらも魅力的。時期は早いけど、藤原、根尾は1位候補でしょう」と話した。

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