千葉・中央学院高校の大谷拓海投手は、投げては145キロ、打っても通算23本塁打で、チームを高校NO.1に導いた。その能力にスカウトも注目する。
二刀流
秋の千葉大会では準決勝、決勝でホームランを放ち、明治神宮大会の準々決勝・明徳義塾戦でもレフトフェンスを越していくホームランを放った。
投手としては高校生から本格的に投手としても練習をし、1年秋にはエースナンバーをつけていた。今年の関東大会で夏の王者・花咲徳栄を3失点完投、霞ヶ浦戦では1失点完投勝利でチームを来年センバツ当確に導いた。
オーバーハンドから145キロを記録していたが、スリークォーター気味のフォームに変えて投球に粘りが出た。またボールに力を伝えきれていない所があるが、このフォームが固まれば球速も再び出てくる。
スカウトも評価
この大谷選手について中日の佐藤スカウトは「体に力がある。投手としては今はまだボールに力を伝えきれていないけど、まだまだ良くなる要素がある。打撃はいいし飛距離も出る。ひと冬超えてどうなるか」と話し、投手としても野手としても注目している。
「プロに行きたくて」中央学院に進み、投手としても投げるようになった大谷選手は、この冬の成長を来年のセンバツで見せつけたい。そして秋のドラフト会議で希望をかなえる。
「4番・投手」大谷、投げては145キロ、打っては高校通算23発 2017/12/6
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