報徳学園の小園海斗選手に阪神スカウトが注目

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来年のドラフト注目選手の一人、報徳学園の遊撃手・小園海斗選手に阪神が注目している。球界を背負って立てる遊撃手は、さらに成長をしてプロ入りを目指す。

阪神スカウト注目

小園海斗選手は178cm76kgの遊撃手で、枚方ボーイズで注目されると、報徳学園では1年生の春の兵庫大会からレギュラーとなった。その後、ショートとして、また打線の中心バッターとして活躍し、50m5.8秒の俊足と遠投105mの強肩、そしてこれまで通算27本塁打を放つパワーを持つ。

今夏の甲子園ではホームランを放ち、U18代表に選出されると、まだ慣れていない木製バットを使いながらチームトップの14安打を打った。

小園選手について阪神の熊野スカウトは「走攻守、全てで平均より上。中でも打撃が長けている。直球でも変化球でもタイミングを取れる。1打席目に凡退しても、2打席目以降はしっかり対応する。簡単にできないし天性のものがある」と、特に打撃について高い評価をしている。

足でもアピールしてドラフト上位へ

既にドラフト1位の声も上がる小園選手だが、熊野スカウトはさらに上を求める。「足は十分速くて魅力的だけど、ここには注文がある。走者がいない時に出塁したら、積極的に仕掛けてほしい。守備も悪くないし足もアピールできれば、当然、来年のドラフトでは上位になるでしょう」と話した。

小園選手もこれについて「今年は走塁を見せつけれなかった。特に盗塁、僕が出て走ればもっと勝てると思う。」と話し、「来年はレベルアップした姿を見せたい」と意地のようなものも感じさせるコメントをした。

U18代表では清宮選手、安田選手、中村選手、増田選手などをプレーし、「あのメンバーの中から9人もドラフトで指名されている。そういう選手と一緒にできたことは大きかった。」と話し、「プロ入りする選手に負けないように、追いついて追抜く気持ちでやっている」と話した。その言葉通り、小園選手は体重が4kg増えて77kgとなり、U18W杯以降に7本塁打を放っている。

木製バットで見せた対応力は間違いない。あとは守備と走塁で成長した姿を見せれば、球界を背負う遊撃手候補として注目され、1位指名でプロ入りとなりそうだ。

2018年度-高校生のドラフト候補リスト

快足磨いて上位候補に、報徳学園・小園 デイリースポーツ紙面 2017/12/19

 

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