高校野球群馬大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球群馬大会の組み合わせが6月16日に決まった。7月7日に開幕する。

昨年は、前橋育英の皆川喬涼投手などのカルテットなどが注目され、ドラフトでは健大高崎の湯浅大選手が巨人のドラフト8位で、常磐高校の山上信吾投手が同じく巨人の育成ドラフト2位で指名されている。今年は、昨年より注目されていた健大高崎の山下航汰選手の他、あちこちから素質のある投手も登場しており、ドラフト注目度はB。

地区

昨年は前橋育英が優勝、新チームでは秋、春と健大高崎が優勝をしており、関東学園大付が共に準優勝をしている。健大高崎は関東大会でも優勝を果たし、全国クラスの力を身につけている。その他、バッテリーが注目される市太田、選手層が厚い前橋育英、桐生第一、好投手のいる藤岡中央、樹徳、前橋商など実力校が揃い、100回大会という事で甲子園出場14回の桐生高校や11回の高崎商、5回の東農大二なども意気込みを見せそうだ。

注目選手

健大高崎の山下航汰選手は昨年春のセンバツで2本塁打など甲子園でアーチを描いて注目されると、その後も爆発的にホームランを量産している。春の関東大会決勝でもライトの上段に飛び込む特大弾を見せ、高校通算71本とした。昨年の時点から巨人スカウト部長が上位候補と注目をしており、今年に入ってそれほどスカウトの評価が聞かれないものの、間違いなく注目されている。

藤岡中央高校の門馬亮選手は昨年秋の群馬大会で前橋育英を延長14回で11三振を奪って1失点に抑えて破る大金星を挙げた。1年生から球速が20キロ速くなり、143キロの速球と鋭く落ちる変化球は三振を奪える。センバツの21世紀枠に入りながら選出されず悔しい思いをしたが、この夏に再び金星を挙げて甲子園出場を狙う。

その他の注目選手

健大高崎は山下選手の他に、4番を打つ高山遼太郎選手が41本塁打、大越弘太郎選手が40本塁打、享保駿選手も39本塁打で200発打線を形成している。高山選手は父が元プロ野球選手で縁もあり、特にホームランの飛距離は評価をされている。また今井佑輔選手は50m5.8秒台の抜群の俊足があり、大柿廉太郎選手も捕手として安定感がある。

課題だった投手でも清水達哉投手が146キロを記録して成長をしており、夏はエースになっていく可能性もある。春にようやく公式戦デビューした投手で、今井達也投手ばりの最後の夏にブレークする投手になるかもしれない。2年生の田口夢人選手も中学時代にU15代表を経験している内野手で抜群の守備を誇る。

投手では樹徳の堤凌平投手が144キロの速球を投げる。180cmと上背もあり、変化球も多彩で精度の高い投球をする。関東学園大付の高橋勇人投手は188cmの長身から137キロの速球を投げる。大田市立の大戸涼輔投手も185cmの大型右腕で、高校最後の夏に一皮むけた投球を見せたい。

野手では前橋育英の小池悠平選手が甲子園でホームランを放つなどパワーのある選手で注目されるほか、前橋商の森澤駿選手が、170cmと小柄だが高校通算27本以上の長打力と50m6.1秒の足がある。富岡の神岡太久磨選手も168cmと小柄だがパンチ力があり、50m6.2秒の足がある。太田工の森田隆弘選手はスピードがあり守備範囲の広い内野手。

捕手では市立太田の山村航大選手がセカンドに鋭い送球を送る強肩捕手で打撃でも長打力を見せる。高崎高の緒方謙信捕手も1年生からマスクをかぶる実力のある捕手で、強肩では県内屈指。

優勝予想

春野関東大会優勝の健大高崎が優勝候補筆頭になるのはまちがいない。それを追いかける関東学園大付が順調に勝ち上がっていけるかだが、藤岡中央が立ちはだかるかもしれない。試合巧者の前橋育英も夏に合わせて力を見せてきそう。

2018年度以降-高校生-群馬県のドラフト候補リスト

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