東大和南のドクターK・吉岡桃汰投手にプロも注目

吉岡桃汰, 東大和南

夏の高校野球西東京大会の組み合わせ抽選が行われ、日大三、早稲田実などの組み合わせが決定した。その中で東大和南高校の動向に視線が集まった。

1試合22奪三振

なぜ東大和南が注目されたかというと、春の大会で1試合22奪三振を記録した吉岡桃汰投手がいるから。吉岡投手は180cm79kgのサウスポーで、最速は141キロを記録する。そして何よりスライダーのキレ味が抜群で、今年春の東京大会では、淵江高校戦で1試合22奪三振を記録、その後も文教大付戦で1試合18奪三振など、4試合34回2/3を投げて63個もの三振を奪う驚異的な投球を見せた。

高校入学時、中学の時には野球をやっていたものの無名で、バトミントン部に入るか迷ったという。野球部に入部すると、一塁手として練習し、球速を計測したものの、最速で120キロだったという。しかし、1年生の秋に投手に転向すると、3年春までに球速が21キロ速くなり、また、東北楽天の松井裕樹投手や日大三から横浜DeNAに進んだ櫻井周斗投手のスライダーを参考にし、「中指でボールを切るように」して投げると、プロも注目する伝家の宝刀となった。

上背もある吉岡投手、何より成長するスピードがあり、特別な変化球を投げる。昨年は2回戦で敗退だったが、今年は、「万全な状態で夏を迎えて、まずは4強を目指したい」と話した。強豪が恐れる東大和南のエースが夏に快進撃を見せる。

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中学時代は無名の存在で「高校ではバドミントン部に入ろうかな」と迷ったという。高田敏之監督が「肘から先が柔らかく使える」と吉岡を一塁手から投手に転向させると才能が開花。高校入学から体重は14キロ増の79キロ、球速は120キロから21キロもアップした。「(楽天の)松井投手を見て腕を振るようにしたら直球とスライダーの腕の振りが同じになって切れも良くなった」。伸びのある直球と縦スラを駆使する投球は松井と重なり、プロからも注目される存在にまで成長した。


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