成田高がサヨナラ勝利、田宮裕涼選手に7球団視察しヤクルト高評価

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高校野球東千葉大会では、成田高校が多古高校に8-7でサヨナラ勝ちした。プロ注目の田宮裕涼捕手には7球団のスカウトが視察に訪れた。

7球団スカウト集まる

成田高校は7-7の同点で迎えた9回裏、1アウト2,3塁のチャンスで5番・稲垣選手の犠牲フライでサヨナラ勝利を収めた。

この試合、プロ注目の田宮裕涼捕手が初回にタイムリーヒットで1打点、そして3回、1アウト二塁の場面で打席に入ると、ライトスタンドに同点に追いつくホームランを放った。田宮選手は今年に入り逆方向となるライト方向にもホームランが打てるようになり、現在高校通算15本塁打のうち、8本が今年に入ってから打ったものだった。

また9回にはセーフティーバントを決めてチャンスを作り、サヨナラの場面を演出した。「最後の夏は楽しもうと決めていた。チャンスやピンチでこそ、笑顔で戦おう。そして、自分たちの持っている打力を発揮しようと言っていた」と話す田宮選手、厳しい戦いだったが勢いに乗る勝ち方で初戦を突破した。

この試合には7球団のスカウトが視察に訪れ、東京ヤクルトの丸山スカウトは「身のこなし、体のバランスがよく、打っても守ってもいい。楽しみな素材」と評価をした。

中学時代から注目されてきて、高校に入っても常に注目捕手のところに名前があった田宮選手、最後の夏に大きく存在感を見せたい。

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1回裏には田宮の適時打、4番山下陸空内野手(3年)の犠飛で2点を挙げ、逆転。3回表には、再び多古に3点を奪われるも、その裏には1死二塁から田宮がライトへ2点本塁打を放ち同点に追いついた。その後、両チームともに3点を加え、7-7で迎えた9回裏を迎えても、選手たちは動じることはなかった。そればかりか、田宮は「最後の夏は楽しもうと決めていた。チャンスやピンチでこそ、笑顔で戦おう。そして、自分たちの持っている打力を発揮しよう、と言っていた」と、「打」の成田を徹底。サヨナラ勝利に結びつけた。

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