報徳学園・小園海斗選手は今日にもプロ志望届提出、オリックスが評価

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国体で浦和学院と対戦した報徳学園は3-4で敗れた。ドラフト1位候補の小園海斗選手は攻守で好プレーをみせ、改めてスカウトが評価をしている。今日にもプロ志望届を提出する。

小園選手らしいプレー見せる

小園選手はこの日、まずは初回にヒット性の二遊間のゴロを好捕し、一塁に送球する華麗なプレーを見せた。小園選手はU18代表で5試合で4失策をしていたが、この日もいつも通り、外野の芝生部分に入る深い所に立った。「自分の守備位置を最後まで貫きたかった。ミスが続いていたので取り戻したかった」と話した。

また打撃では4打数1安打、3回1アウト塁の場面で、同点に追いつくタイムリー2ベースヒットを放った。小園選手が今年身に着けた外野の間を割る当たりだった。

この日視察したオリックスの谷口スカウトは、「やっぱりいい。足もあるし、広角に打てる。1位候補に変わりはありません」と話した。U18では打ち上げてアウトになる場面や、守備でエラーのつかないミスも目立つなど、同じドラフト1位候補の根尾昂選手、藤原恭大選手に比べると、一歩劣る印象も与えた。しかし、守備ではそのままショートを守り続け、打撃ではしっかりとしたスイングで、ゴロで痛烈に1,2塁を抜く当たりも見せた。

そして何より、小園選手の武器は足である。この足がある限り、プロでも1軍の出場し続けることができるのではないかと思う。U18は重い雰囲気で空回りをしていた印象。この日ののびのびとした中で、はつらつとしたプレーを見せていた。しいて言えばプレッシャーのある場面で結果を残せるかが課題となるが、しっかりと良い雰囲気でプレーさせてあげれば結果を残せる選手だろう。

目標とする「日本一のショート」になるため、小園選手は今日3日にもプロ志望届手を提出する。1位で獲得できれば、翌年以降が非常に楽しみになる選手であることは間違いない。

2018年度-高校生内野手のドラフト候補リスト

オリックスの谷口悦司スカウトは「やっぱりいい。足もあるし、広角に打てる。1位候補に変わりはありません」と評価。早ければ、3日にもプロ志望届を提出する。

高校最後の公式戦となった浦和学院戦は、初回に二遊間の難しいゴロをさばく好守を見せ、三回1死二塁の打席では左中間へ適時打を放った。試合は逆転負け。「悔しいけど最高のプレーができたので悔いはありません」と話した。

試合後、プロ希望を明言しなかったが、すでに国体終了後すぐにプロ志望届を提出することを明かしている。帽子のツバとグラブには「日本一のショート」。その目標をプロの世界で実現する。

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