福岡六大学リーグでは九共大vs九産大の王者対決が行われ、九共大の152キロ右腕でプロ志望届を提出している島内颯太郎投手が完投勝利、今季5勝目を挙げた。
志願の完投
今季、ここまで4勝を挙げ、九州産業大との首位対決に臨んだ九州共立大の島内颯太郎投手はこの日、「調子は良くなかった」と話したものの、5回までノーヒットの投球を見せた。しかし6回、2ランホームランを浴びて1点差とされると、8回には3安打で逆転を許した。
9回表、味方が3点を奪い返して再逆転をすると、球数が増えていたものの「ここで抑えないとエースじゃない」と上原監督に続投を志願した。9回も2アウト1,3塁のピンチを招き、そして迎えるバッターは、プロ志望届を提出しているリーグを代表するスラッガーの岩城駿也選手、しかし島内投手はスライダーで空振り三振を奪った。「最後は気迫でした。」と話した。
「試合を作る投球は出来た。」と話した島内投手、この日、プロ志望届の提出が公示された。152キロの速球を投げ、今季はこれで5勝と最後にしっかりとした成績を残している。優勝に王手をかけたが、大学最後のシーズンの優勝のために、今日も連投に備える。
2018年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
2018年度-福岡六大学リーグのドラフト候補リスト
九共大・秋5連覇王手、島内、シーズン自己最多5勝 西日本スポーツ紙面 2018/10/2
コメント