金足農・吉田輝星投手は10日にプロ表明会見、東北楽天・横浜DeNAなどが反応

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昨日、プロ志望の意思を固めた金足農の吉田輝星投手は、10日にプロ表明会見を開く事が決まった。吉田投手のプロ表明を受け、各球団が反応を示している。

大学へ辞退の連絡

10月4日に家族や金足農・中泉監督などと会談して、プロ入りの意思を伝えた吉田輝星投手、これを受けて進学が決まっていた八戸学院大には、4日によるに中泉監督から正村監督へ、入学辞退の申し出を伝えた。また5日には中泉監督が八戸学院大に足を運び、直接、事情に説明とおわびを伝えたという。正村監督は、「彼が下した結論。全力で頑張ってほしい」と話し、吉田投手の決断を尊重し、プロへ背中を押した。吉田投手はこの日は中間テストを受けていたという。

また金足農は10日に吉田投手が記者会見を行う事を発表し、そこで改めてプロの意思を伝えるとともに、10日にプロ志望届を提出するとみられる。

プロ側が反応

吉田投手のプロ志望届を待っていたプロ球団からは、さっそく反応があった。横浜DeNAは三原球団代表が「間違いなく1位候補、夏の大会で評価が上がった。体ができて修正するところを修正すれば、すぐにうえで通用するという評価。高田GMの評価も非常に高い。集客力もあるけど実力でみている」と話した。

また阪神も谷本球団副社長が「金本監督も気に入っていたともいます。ああいう力投型で。」と話し、金本監督の評価も高いことを明かした。そして、「下半身がしっかりしていそう。変化球の切れに磨きをかけたら、もっといい投手になるのでは」と話し、「1位候補になります」と続けた。

東北楽天の石井GMは「評価は変わらない。素晴らしい投手。1巡目で消える。」と話し、甲子園終了後、「宮城に来てもらいたい」と話した時と評価はかわらないことを話した。しかし1位指名の可能性については「バランスを考えて決めたい」と話した。

東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは「注目してきましたし、高校生トップの位置づけはかわらない。」と話した。しかし、「志望届を出すことになれば、もちろん各球団の1位候補になると思います」と話し、客観的な姿勢を見せた。

その他では広島の苑田スカウト統括部長が「夏から見た高校、大学の投手でナンバーワンだろう。間違いなく1位候補の1人」と話すと、千葉ロッテの永野チーフスカウトも「1位候補の1人として考えている。各球団の選択肢が増えた」と話した。

吉田投手と相思相愛とみられていた巨人はこの日、スカウト会議で根尾選手の1位指名を優先させることを決め、あこがれの巨人入りの可能性は低くなったかもしれないが、ドラフト1位で指名されることは確実で、右投手の即戦力がほしい球団は、真っ先に指名をするかもしれない。

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4日夜には中泉監督から八戸学院大へ進学を辞退する申し出があり、同大・正村公弘監督も了承。同監督は「彼が下した結論。全力で頑張ってほしい」と話した。

輝星は前日(4日)、家族らと話し合い、プロ入りの強い意思を最終確認。周囲も本人の思いを尊重し、進学予定だった北東北大学リーグの八戸学院大側に断りの連絡を入れた。関係者によると、中泉一豊監督(46)らがこの日、八戸学院大に足を運び、おわびをかねて事情説明を行ったという。

最速152キロで、マウンドさばきにもたけた注目の剛腕。DeNA・三原球団代表は、報道陣から吉田の意向を知らされると、「間違いなく1位候補だね」と表情を緩めた。今夏には編成トップを務める高田繁ゼネラルマネジャー(GM、73)が「高校生では間違いなくナンバーワン。1位評価の能力はある」と絶賛。大学に進むとされていたため、スカウト会議などでは議題に挙がらなかったとしていたが、状況は変わってきた。
DeNAはこれまで1位候補に根尾(大阪桐蔭高)、上茶谷(東洋大)ら6選手の名を並べていたが、吉田が加わるのは間違いない。三原代表は「集客力も見込める選手だけど、GMは実力だけで評価している。体を作り、少し(フォームを)直せばすぐ上(1軍)で通用する、と話していた」と評価した。

「(評価は)高いですね。金本監督も気に入っていたと思います。ああいう力投型で。(即戦力として)すぐ出てくるんじゃないかという評価です」
中日戦前に取材に応じた阪神の谷本本部長は賛辞を惜しまず、他のドラフト候補投手と比較しても「(吉田は)1位候補になります」と断言した。今夏の甲子園は5試合連続完投、4試合連続2桁奪三振などタフネスさと実力は折り紙つきだ。

東北・仙台に本拠を置く楽天・石井GMも「評価は変わらない。1位で消えるような素晴らしい投手」と高評価。この日もスカウト陣と会議を行い「ドラフトに関しては、まずスカウトの人としっかりと決めて、球団の位置づけや方針を加味して決めていきたい」と話すにとどめた。
DeNA・三原代表は「間違いなく1位候補」と明言。「集客力もあるし、実力も即戦力として高く評価している」と話した。千葉・鎌ケ谷の2軍施設での育成会議後に取材に応じた日本ハム・吉村GMは「ドラフトではナンバー1の選手を入札する」と宣言。今後、1位候補を絞り込む見込みだ。

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