197cm左腕、札幌大谷・阿部剣友投手がセンバツでブレークするか

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センバツで注目されそうなのが、昨年秋の明治神宮大会覇者・札幌大谷の阿部剣友投手だ。197cmの左腕投手にはプロも注目している。

明治神宮大会は1イニングで降板も

秋の明治神宮大会で注目されたのが、準々決勝の国士舘戦で先発した1年生、札幌大谷の阿部剣友投手だった。196cmの身長があり、左から130キロ中盤を記録した。しかし、「頭の中が真っ白で、視界はほぼ正面しか見えていなかった」と話し、1回1安打無失点も2つの四死球を与え、1イニングで降板をしてしまう。

阿部投手はこの冬に身長がさらに伸びて197cmとなり、球速も136キロを記録した。また甲子園で登板するイメージを毎日繰り返して準備をしている。船尾監督も「あの身長で投げられたら嫌だよね。自分が打者なら打席に立ちたくない」と評価する阿部投手だが、センバツで投手のベンチ入りは5人とし、西原健太投手など複数の投手で明治神宮を勝ち抜いたチームで、まずはベンチ入りメンバーに入る必要がある。

2月中旬には鹿児島で1次合宿を行う。そこでの実戦形式の練習で結果を出さなければベンチ入りはできない。「状態を合わせていかないといけない。自分の武器は身長を生かした投球。アピールしていきたい」と話し、センバツ出場への意気込みを見せた。

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成長は著しい。中学3年の春で194センチを誇り、高校入学後もさらに伸びて今冬の体力測定では197センチに達した。サイズが上がったことで、球速も昨秋より2キロ増の最速136キロを計測。船尾隆広監督(47)も「あの身長で投げられたら嫌だよね。自分が打者なら打席に立ちたくない」と、言わしめる大型サウスポーは期待の一人だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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