来年ドラフト1位候補の明石商・中森俊介投手、球数制限対応のため制球を磨く

高校野球ドラフトニュース 2020年ドラフトニュース

今年の高校野球で春・夏の甲子園で共にベスト4入りした明石商、そのエースで2年生の中森俊介投手が、年内最後となる練習試合で登板した。

最速144キロ

この日は長野の岩村田高校とWヘッダーの練習試合を行った明石商、エースの中森俊介投手は1試合目の3番手として5回から登板をすると、投手ゴロの後に2者連続三振を奪い、1回を無失点に抑えた。最速は144キロだった。

中森投手は24日に寝違えで首を痛めており、11月17日以来の登板となったが、「今日は回転軸が悪く、シュート回転で、そこまでいい球はなかった」と話した。

球数制限に対応

これで練習試合が終わり、中森投手は「今年の夏に151キロを投げて、まだまだですけど注目して見られるようになる。それ以上の期待に応えられるように意識を高く持って自分をいじめていきたい」と話し、来年はドラフト候補としても注目される存在になると自覚し、このオフに向けての覚悟を見せた。

具体的には「スピードよりもキレ、伸び。回転数が今は最高で2300回転、平均が2100から2150回転。平均を2300回転にしたい。打者に速く見せるためにも、こだわってやっていきたい」と話し、151キロの球速アップももちろんだが、球質を挙げるためのトレーニングを行うとした。

また、センバツから導入されることが決まった1週間500球という球数制限について言及し、「今までは2ストライクに追い込んだら1球ボールでもいいという考えでしたが、3球勝負で決めにいけるコントロールを身につけられたら」と、このオフは制球力を磨く。

コントロールも良い中森投手だが、打倒明石商、打倒中森を目指す相手チームは、球数を投げさせるような形で攻略をしてくるチームも出てくる。球数を意識すると投球に集中を欠き、本来のピッチングができなくなる可能性もある。それにも対応すべく、今年の星稜・奥川投手のような成長が必要となりそうだ。

来年、どんな中森投手の姿が見られるのか、今から非常に楽しみ。

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1週間で500球の球数制限が導入されることを踏まえ「今までは2ストライクに追い込んだら1球ボールでもいいという考えでしたが、3球勝負で決めにいけるコントロールを身につけられたら」と新ルールを見据えた。

目標のプロ入りのためにも大事な冬を迎える。11月から1・5キロのトレーニング球を持ち、手首を100回動かすトレーニングを導入した。「スピードよりもキレ、伸び。回転数が今は最高で2300回転、平均が2100から2150回転。平均を2300回転にしたい。打者に速く見せるためにも、こだわってやっていきたい」と、直球の質を向上させ、3年生を迎える。

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