中央大の五十幡亮汰選手が50m走と三塁打のタイムでアピール

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中央大の五十幡亮汰選手が、侍ジャパン大学代表候補合宿初日にその足でアピールをした。

3塁まで10秒68

中学時代の陸上日本一で、東都リーグでも俊足と広い外野守備で注目される中央大の五十幡亮汰選手が侍ジャパン大学代表候補合宿1日目の紅白戦で5番DHで出場をした。

初回2アウト2塁の場面で打席に立つと、インコースのスライダーに体が反応し、打球はライト線へと転がる。快足を飛ばしながら打球を見た五十幡選手は迷いなく3塁まで向かうと、スタンディングでサードベースを踏み、ホームもうかがう姿勢を見せた。三塁到達タイムは10秒68でプロでもトップクラスだった。

5回に回ってきた第2打席ではサード側のセーフティバントをすると、あらかじめ足を警戒されていた事もありアウトとなったが、「いいチャレンジだったと思います」と足をアピールする事が出来た。試合後の50m走の計測では5秒42のタイムを出し、「今日は自分のことを精いっぱいやりました。他のいい選手を見て、学ぶところも多いと思います」と話した。

代表監督を務める九産大の大久保監督は、「いいものを見せてもらいました。やはり速いですね」と話し、五十幡選手に注目した。来年の大学代表はこの五十幡選手や、この日、俊足で注目された独協大の並木秀尊選手など、足を中心にしたチームになってくるかもしれない。五十幡選手は打撃と肩も良く、出塁ができ、センターとしても広い守備範囲が期待される。

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紅白戦に白組の5番DHで先発。初回2死二塁で最初の打席に立つと、カウント2-2からスライダーをうまく拾った。右翼線への鋭い打球に「行けたら行こう」と一気に三塁へ。到達タイム10秒68で、プロでもトップレベルのスピードだった。

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