日刊スポーツが高校生ドラフト候補特集、東海大相模・西川選手、盛岡一・高橋怜大選手など紹介

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日刊スポーツはこの日、毎年恒例のドラフト特集し、70人の候補を掲載している。また、注目選手として東海大相模・西川僚祐選手、明石商・中森俊介投手を中心に白樺学園・片山楽生投手、中京大中京・高橋宏斗投手、盛岡第一・高橋怜大選手、花咲徳栄・井上朋也選手を紹介している。

投手

投手のドラフト候補リストでは昨年の一覧から22人が新たに追加され、2人が消えた。追加された投手では146キロを記録した駒大苫小牧の北嶋洸太投手、安中総合の清水惇投手、常総学院の188cm右腕・一條力真投手、創価高校の183cm・145キロ右腕・森畑侑大投手と帝京の188cm左腕・田代涼太投手、日体大柏の183cmから143キロを投げる箱山優投手、伊香高校の140キロ右腕・隼瀬一樹投手、乙訓の143キロ右腕・林翔太投手などが追加された。

記事では明石商の中森俊介投手について、昨年夏の甲子園で2年生歴代2位の151キロを記録し、ストレート・変化球ともに精度が高く、ドラフト上位候補としている。課題は下半身・体幹の強化、やや硬さのある肩の可動域拡大で、狭間監督は「これを強くしたら、化けもんみたいな球投げるんちゃうかなという伸びしろがある」と話している。

また、明治神宮大会で優勝した中京大中京の148キロ右腕・高橋宏斗投手については、対戦した明徳義塾の馬淵監督が松坂以上と評価したことについて「そんな事はないです」と話している事や、「夏までに最速155キロを出して、世代NO.1になりたい」と話していることを、さらに明治神宮大会に出場した白樺学園・片山楽生投手が「とことん追い込んで下半身を作り、球速150キロを目指したい」と話していることを紹介している。

野手

捕手は昨年から6人が新たに追加され、1人が削除された。セカンドまで1.8秒の強肩で秋の関東大会で優勝をした健大高崎の戸丸泰吾選手などが追加されている。また、盛岡大付の塚本悠樹選手は秋の岩手大会で4本塁打を放った選手、新たに追加された。

内野手では8人が新たに追加され、8人が削除された。仙台育英の185cmの右の大砲・入江大樹選手、県岐阜商で通算30本塁打を記録し、140キロを投げる強肩の佐々木泰選手、日本文理でこちらも141キロを記録する強肩の長谷川優也選手、大きなスイングを見せ1年秋に5本塁打を放った高陽東の間瀬場秋選手、ショートで抜群のセンスの良さを見せる高知商・西村貫輔選手などが追加された。

外野手では5人が新たに追加され2人が削除された。明治神宮大会に出場した白樺学園の1番バッター・川波瑛平選手、U15代表経験のある仙台育英・宮本拓実選手などが追加されている。

野手では東海大相模の西川僚祐選手が既に高校通算53本塁打を打っており、高校の先輩である大田泰示選手が打った65本塁打を目標としていることを紹介している。また、盛岡第一の高橋怜大選手は、佐々木朗希投手から練習試合でホームランを放ち、元々東京六大学志望だったが「プロ志望届を出せる選手に」とプロ志望になったと紹介している。

さらに花咲徳栄の井上朋也選手は高校通算47本塁打で、昨年1年間の対外試合は125試合で220安打、210打点だったことを紹介し、50m6.1秒の足と昨年はライトを守って強肩を見せた事、現在はサードで守備の幅を広げていることを紹介している。

2020年のドラフト候補

ドラフト候補全員!?会いに行きます2020 日刊スポーツ紙面 2020/1/3

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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