星稜の4番・内山壮真選手「プロ入りも一つの目標」

高校野球ドラフトニュース 2020年ドラフトニュース

星稜のプロ注目・内山壮真選手がプロ入りの目標について話している。

日本一の4番とプロ入り

内山壮真選手は高校1年夏の甲子園でショートで出場し、華麗なプレーを見せた。また打撃でも1年春から連続試合安打を続ける天才ぶりを見せていた。そして昨年は奥川投手、山瀬捕手と共に夏の甲子園準優勝をしている。秋からは捕手に転向し4番を打つ。上背はそれほどないものの長打力が伸びており、高校通算本塁打は30本を記録、昨年秋は公式戦10試合で打率.538、2本塁打、16打点の数字を残した。

内山選手は打撃について、「タイミングの取り方など、大きな部分は昨秋に固まってきた。あとはスイングの軌道。ラインに入れる時のロスを少なくしようと工夫しながらやっている。よく見るのはアルトゥーベの動画。ヘッドの角度や踏み出しの足の使い方などを参考にしている。浅村選手のバットの軌道なども動画で見ている」と話す。

また捕手としても、中学時代はキャッチャーとしてU15代表を経験しており、昨年までは山瀬選手がいたためショートに入っていたが、本職に戻る事になる。12月25日から30日に行った高校の沖縄合宿に奥川投手、山瀬選手も参加しており、そこでいろいろなことを学んだ。「奥川さんと山瀬さんの練習している姿を見て、高校とはまた違った意識を感じた。山瀬さんは打撃フォームも変わっていたし、ティー打撃の方法などを教わった。沖縄では一緒に技術練習をして、二塁送球やボディーストップ、キャッチングのことも聞いた。山瀬さんは送球の時に前に踏み出す力とステップの力強さがある。肩だけじゃなく、下半身の強さを感じた。自分もそこをしっかり強化していきたいと改めて思った」と話し、フットワークの強化を図る。

内山選手は昨年果たせなかった全国制覇についても口にする。「全国制覇を狙いたい。自分がしっかり日本一の4番になれば、チームも日本一に導けると昨夏の甲子園で実感できた。キャッチャーとしても日本一になり、日本一の4番を目指したいです。」と話す。また昨年4月のU18代表候補合宿に召集されたが、最終メンバーには選ばれず悔しい思いをした事についても、「代表入りも目標にしています。」と話した。

そしてその先の目標も見ている。

今年はドラフトもある。「プロ入りも1つの目標。まだ自分がその世界に行けるか分からないが、人生の一つの分岐点だと思う。」と話し、 「上で戦えるような体作りが1つのテーマ。食事は毎食ご飯3杯をノルマにしている。ウェートトレーニングも昨年は腕ばかりやっていたが、今年はスクワットなどでパワーにつながる大きな筋肉をしっかり鍛えるようにしている」と話す。そして、「センバツでも夏の甲子園でも、しっかり結果を出したい」とプロ入りに向けて全国大会でアピールをしていくとした。

個人的には1,2番を打ち、遊撃手として見たい選手ではあるが、捕手としての能力も高く評価されており、打撃も長打力が打てることはプラスとなる。センバツでは足と安打と肩、そして捕手としての能力と長打力をチェックし、それによって秋のドラフトの主役になる可能性も十分ある。

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「この1年の一番の目標は、甲子園で全国制覇することです。昨夏は準優勝だったので、今年は全国制覇したいという気持ちが人一倍強い。何としても達成できるように頑張りたい。そして今年はドラフトもある。プロ入りも1つの目標。まだ自分がその世界(プロ)に行けるか分からないが、人生の一つの分岐点だと思う。センバツでも夏の甲子園でも、しっかり結果を出したい」

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