一度諦めたセンバツへ、加藤学園が吉報待つ

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1月24日に発表されるセンバツ高校野球の出場校、東海地区は中京大中京が明治神宮大会で優勝し、出場枠は2から3へと増えた。

加藤学園が吉報待つ

昨年秋の東海大会、県岐阜商との準決勝で延長10回にサヨナラ負けし、一度は夏へと視線を切り替えた。しかし、中京大中京が明治神宮大会を制覇すると、その朗報を修学旅行先のハワイで聞いた2年生は歓喜した。修学旅行から戻ると米山監督は「どうせやるなら、センバツに選ばれると思ってやればいい」と、センバツに向けた練習を開始した。

東海地区は優勝した中京大中京と、準優勝の県岐阜商の出場は確実で、増えたもうひと枠を、ベスト4の加藤学園と藤枝明誠が争う。優勝した中京大中京に敗れているのは藤枝明誠だが5-12と点差が開いた。加藤学園は県岐阜商に延長10回の接戦をしており、加藤学園が有力とみられる。

チームには、静岡商の148キロ左腕・高田琢登投手からホームランを打った大村善将選手の他、投手でも139キロを投げ抜群の制球力を見せる肥沼峻投手、そして新2年生にも佐藤陸斗選手、吉村海音投手という楽しみな選手がいる。

女子校として創立100年の歴史がある。沼津女子高から加藤学園となり、1983年に男女共学となって、1996年に野球部が創部された。24年目での初の甲子園の吉報を待つ。

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チームにはスター選手が不在。最速139キロで抜群の制球力を誇る2年生右腕・肥沼を軸に、泥くさい野球で粘り勝つのが身上だ。もちろん全国で中京大中京や県岐阜商クラスの強豪と対等に戦うには打線強化は必要不可欠。徹底的な打ち込みの真っ最中だが、米山監督は「選んでいただけたら甲子園ではお客さんから“加藤学園っていいな”と思っていただけるような試合をしたいです」とイメージを膨らませた。

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