春季高校野球、関東大会が中止

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関東地区高野連は臨時理事会を行い、春季高校野球関東大会の中止を決めた。

東京、千葉は中止を決定

関東大会は5月16日から山梨県で開催予定だったが、同連盟の二渡会長は「宿泊を伴う大会の感染防止対策を十分に整えることが困難な状況」と話し、1都7県の代表が一か所に集中する事態を避けることを決めた。

関東大会は東京、神奈川、千葉、埼玉などの春季大会を勝ち抜いたチームが出場をするが、既に東京、千葉が春季大会の中止を決めており、東京は昨年の秋季大会の上位2チーム(国士舘、帝京)が出場するとしていた。

今後、群馬県高野連は30日に評議委員会を開催し、県大会の開催可否について話し合うとされるが、外出自粛要請の出ている埼玉、神奈川では選手が大会までに練習ができるかは非常に厳しく、中止となる可能性が高い。北関東ではまだ比較的影響は小さいものの、新型コロナウイルスの感染者は出ており、どのような判断になるかはわからない。

春季大会、特に地区大会の成績は、夏の甲子園出場を決める選手権大会に反映されることは無いが、都道府県大会は春季大会の結果によって夏の大会のシードなどが決定する。中止となった都道府県のシードなどがどのように決定されるのかなども注目される事になる。

ただ、春季大会は選手がこの冬に磨いたプレーを見せる機会で、夏を本番と考えたとしても、自分の力を確認したり、相手の強さを確認する上でも、そしてスカウトにとっても選手のリストアップとある程度のランク付けを行うための重要な大会で、高校生にとっては影響は小さくない。

各都道府県の高野連は、新型コロナの収束となったら、なんらかの大会などで選手が実戦経験を積める場面を作ってほしい。

2020年度-関東のドラフト候補リスト

春季高校野球の中止などの状況
新型コロナウイルスの影響により、春季高校野球はすべての地区、都道府県大会で中止となった。4月21日更新。

 同連盟の二渡論司会長(群馬県高野連会長)は「宿泊を伴う大会の感染防止対策を十分に整えることが困難な状況」と説明した。首都圏を含め各都県の移動自粛が要請されている状況で、1都7県代表が1カ所に集中する事態を避け、生徒らの健康、安全を最優先に考慮した。

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