苫小牧中央高校の146キロ左腕・根本悠楓投手が今年初登板し、7者連続三振を奪うなど力を見せた。巨人、横浜DeNAのスカウトが視察をしている。
プロに行くためにアピールしたい
室蘭工との練習試合で、今年初実戦登板をした根本悠楓投手は、2回に2ベースヒット2本を浴び1失点をする。しかしそこで目が覚めると、3回から5回までは7者連続三振を奪うなど、7回を投げて13個の三振を奪った。
「立ち上がりはボールが高かったけれど、低めを意識して修正できた」と、最速は141キロのストレートと得意のスライダーにチェンジアップを交ぜ、7回2安打13奪三振1失点の投球だった。
それでも根本投手は「35点か40点」とこの日の投球を採点した。6月1日から全体練習が再開し、体の疲れが出ている状態だった。141キロ止まりだったが、「体が重い中で140キロ超えたのは良かった。疲れが取れたら一気に上がると思う」と話し、この夏で150キロ到達を目指す。
この日は巨人、横浜DeNAのスカウトが視察し、巨人の柏田スカウトは「総合力が高い投手。強弱をつけて考えながら投げていた。力を入れたら140キロ出るし、コントロールもいい。負けん気の強そうな顔もいい」と評価した。
根本投手は「小さい頃から目指していたプロに行くためにアピールしたい」と、プロ志望届を出すことを既に決めている。
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巨人の柏田貴史スカウトは「総合力が高い投手。強弱をつけて考えながら投げていた。力を入れたら140キロ出るし、コントロールもいい。負けん気の強そうな顔もいい」と高く評価した。
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