ドラフト候補の高校生を紹介する日刊スポーツの企画、今日は東日本編・上として、静岡商・高田琢登投手、磐田東の二俣翔一捕手、作新学院の横山陽樹捕手を取り上げている。
152キロ越え狙う高田投手
静岡商の高田琢登投手について記事では、1年秋に140キロ、2年夏に146キロ、秋に148キロと順調に球速を伸ばし、今年は静岡の高校生最速・152キロ(日大三島・小澤怜史投手・2015年福岡ソフトバンクドラフト2位)越えを狙っているという。
高田投手は現時点では、東海大会1回戦の三重戦、10失点してKO負けした試合が公式戦最後の試合となっている。「このままではダメだと思った」と話し、あれから下半身トレーニングの強化、さらにカットボールやスプリットの習得などを行い、ピッチングを強化してきた。
自信も見られるようになった高田投手は「150キロ以上を出してチームを優勝させる。その上でドラフト1位でプロ入りしたい」と、ドラフト1位でのプロ入りを語った。
中村奨成以上
磐田東の二俣翔一捕手は、投手としても144キロを記録する肩に12球団のスカウトが視察をしており、中でも広島の松本スカウトは「肩はうちの中村奨成以上」と、甲子園で強肩が認められ、ドラフト1位でプロ入りした中村選手より上と評価した。
そして今年にはいってから打撃も強化され、4月の練習試合では1試合2本塁打を記録するなど、打撃での評価も高まってきている。二俣選手はプロ入りについて「独自大会に向けてどれだけ自分を追い込めるか。その姿勢がプロへもつながっていくと思います」と話した。
栃木NO.1になってプロへ
作新学院の横山陽樹捕手は、1年夏の甲子園から活躍を見せ、昨年は2年生ながら侍ジャパンU18代表に選出されると、アメリカ戦で木製バットでホームランを放っている。
大船渡との練習試合では佐々木朗希投手から外野手オーバーの当たりを放っているが、「速球投手はタイミングが合わせやすい。好投手だと意識して集中力が増す」と話し、エースキラーの特性が付く。
横山選手は「栃木県NO.1のプレーヤーになって、上を目指したい」とプロ志望を明らかにした。木のバットでも十分長打を打てる選手だろう。非常に期待できる。
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