2020年甲子園高校野球交流試合、注目の投手は?

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2020年甲子園高校野球交流試合の組み合わせが決定した。センバツの出場校決定時に注目投手の紹介をしているが、改めて紹介をします。

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BIG4

1月のセンバツ出場校発表時には、投手では中京大中京・高橋宏斗投手、明石商・中森俊介投手、智弁和歌山・小林樹斗投手、大分商・川瀬堅斗投手をBIG4としたが、それは現時点でも変わらない。その中でも、明石商・中森俊介投手と中京大中京・高橋宏斗投手の二人が注目される。

中森投手は昨年夏の甲子園で151キロを記録しており、高校2年夏時点で150キロを記録していた奥川投手を1キロ上回った。センバツには「スピードは春で155キロぐらいを投げたい。限界を超えてやっていきたい」と話しており、昨年のセンバツで153キロを記録した奥川投手を上回ってくるかが注目されていた。

そのセンバツもなくなり、新型コロナウイルスの影響により、練習もかなり制限される中で3カ月近くを過ごすことになった。練習再開後は球速は147キロ、148キロ、146キロ、投球の感覚を取り戻すのにやや球速を抑えているのかもしれないが、夏に向けて中京大中京・高橋宏斗投手が最近記録した153キロ越えを目指している。

その中京大中京・高橋宏斗投手は、昨年秋の明治神宮大会を制しているが、「やっとスタートラインに立った」と話し、センバツで世代をリードする中森投手と同じ舞台に立つことを喜んでいた。そして「ワンランク、2ランクとレベルアップして、センバツで155キロを出すつもり」と話している。

昨年秋までは最速148キロだったが、この冬で体重が3キロ増え、1月中旬に150キロを記録した。それでも中森投手に対して「現時点で世代NO.1。まだ自分は劣っている」と話している。センバツで直接対決をして世代NO.1の奪取をする計画だったが、その対決はできなくなった。その代わり、6月に153キロを記録し、球速で中森投手を抜いた。

進路は大学進学を予定しているが、世代NO.1をかけた戦いを甲子園で見せる。

この二人に勝るとも劣らないのが智弁和歌山の小林樹斗投手と大分商の川瀬堅斗投手だろう。小林投手は昨年のセンバツで147キロで非常に回転の良いストレートを投げ、中森投手と遜色なしと評価される。夏は疲れなどもあり、投球に精彩を欠いたが、約1年が経った先日、明石商との練習試合で148キロを記録し、中森投手の前で宣戦布告をした。

大分商の川瀬投手も最速147キロの速球を投げるが、「150キロを出すために練習を頑張っています」と話し、センバツで150キロの大台を目指していた。この冬は右肩のインナーマッスルを鍛え、走り込みで下半身を強化し、体重は秋から2kg増え84キロとなり、寒い季節で行われた紅白戦で140キロ台をマークしていた。12球団が視察をする九州NO.1右腕も高校NO.1を目指す。

BIG4に挑戦する投手

センバツ時には

日本航空石川の嘉手苅浩太投手、田中颯希投手
履正社の岩崎峻典投手、田淵一樹投手
星稜の寺西成騎投手、荻原吟哉投手
健大高崎・下慎之介投手、橋本拳汰投手
中京大中京・松島元希投手
仙台育英・向坂優太郎投手
花咲徳栄・高森陽生投手
大阪桐蔭・藤江星河投手
白樺学園・片山楽生投手、奥村柊斗投手
加藤学園・肥沼峻投手
県岐阜商・森大河投手
明豊・狭間大暉投手、若杉晟汰投手
鹿児島城西・八方悠介投手、前野将輝投手
を紹介しており、これらの投手は夏の交流試合でも注目投手として評価は変わらない。センバツ時の記事をご覧ください。

中でも白樺学園・片山楽生投手は最速を一気に147キロまで伸ばしており、BIG4に並ぶ可能性は十分にある。鹿児島城西の八方悠介投手も146キロを記録、筋の良い投球をする投手で、力が加わりさらにすごい投手になっていそうだ。県岐阜商の森大河投手も145キロを記録しており、故障が無ければもっと評価されている投手で、冬からこの夏まで順調にきていれば、150キロ到達も期待できる。

この他に注目投手として挙げられるのが、
広島新庄・秋田駿樹投手
磐城・沖政宗投手
桐生第一・蓼原慎仁投手

秋田投手は、170cmと上背は無いものの、狭いステップから140キロの速球を投げる投手で、広島新庄っぽいやや小柄なだがピリッとする球を投げる左腕投手だ。

沖投手は180cmと上背もあり、最速も141キロと申し分なく、春に感じた悔しさをバネに大きく成長した姿を見たい。

蓼原投手は180cmから最速144キロの速球を投げる投手で、センバツでは先発で登板する予定だった。プロ複数球団から注目されており、地元社会人からも声がかかる投手で、潜在能力をまだまだ秘めている。

2年生投手

今年は特別な大会という事もあり、3年生で戦うチームも多いと思うが、下級生も注目選手がいる。

2年生ではセンバツ時には
仙台育英の147キロ左腕・笹倉世凪投手、144キロ右腕・伊藤樹投手
県岐阜商の左腕・野崎慎裕投手
東海大相模・石田隼都投手
大阪桐蔭・関戸康介投手、松浦慶斗投手、竹中勇登投手
智弁学園・小畠一心投手
明徳義塾・代木大和投手
中京大中京・畔柳亨丞投手
天理・達孝太投手
創成館・鴨打瑛二投手
を挙げたが、他に

花咲徳栄・高安悠斗投手
鳥取城北・山内龍亜投手
広島新庄・秋山恭平投手
県岐阜商・松野匠馬投手
明豊・京本真投手
加藤学園・吉村海音投手
磐城・佐藤綾哉投手
倉敷商・永野司投手
を挙げたい。

鳥取城北の山内投手は183cm83kgの右腕で、その潜在能力が期待されている。将来、関西学生リーグに進んで大化けしそうな投手。広島新庄の秋山投手は、侍ジャパンU15代表の左腕で、170cmから三振を奪えるキレのある球を投げる。

センバツに出場する注目投手、センバツ最速を目指す投手たち
センバツ出場校が出そろい、大会に登場する選手が注目される。投手では中京大中京・高橋宏斗投手、明石商・中森俊介投手、智弁和歌山・小林樹斗投手、大分商・川瀬堅斗投手がBIG4となりそうだ。
2020甲子園交流戦の対戦カードと注目選手一覧
8月10日にから開催される甲子園交流戦、対戦カードと注目選手の一覧です。
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