佐和の140キロ右腕・黒田晃大投手がこの日、浦和学院との練習試合で先発し、5回2安打無失点の好投を見せた。
向かっていく姿勢がいい
黒田晃大投手は179cmの右腕で、最速140キロを投げる投手として昨年から注目をされている。
この日は浦和学院を招いての練習試合に先発すると、声を出して思い切り腕を振る投球を見せ、2回には1アウト3塁のピンチに、高めのストレートで空振り三振を奪うなど、5回を投げて2安打無失点と好投を見せた。
ストレートにも球速をつけてバッターのタイミングを外し、スライダーを要所に使った。「スライダーが、いいところに決まっていました。浦和学院をゼロに抑えたのは自信になります」と自信を深めた。
この黒田投手に、この日は4球団のスカウトが指圧し、巨人の内田スカウトは「面白い存在。4番を打っており、野球センスがありそう」と評価すると、オリックスの牧田編成部副部長は「上でやりたいという気持ちを出し、打者に向かって行く姿勢がいい。ランナーを出した時は意識して低めに集めるなど、考えて投げているのもよく分かる」と気持ちの持ち方の部分を評価した。
茨城高校野球大会は11日に開幕し、佐和は19日に初戦を迎える。
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ネット裏では、プロ4球団のスカウトが視察した。「面白い存在。4番を打っており、野球センスがありそう」と巨人・内田スカウト。オリックスの牧田編成部副部長は「上(プロ)でやりたいという気持ちを出し、打者に向かって行く姿勢がいい。ランナーを出した時は意識して低めに集めるなど、考えて投げているのもよく分かる」と話した。
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