埼玉栄はこの日、聖望学園と新型コロナウイルスの影響による活動休止明けの初めての練習試合を行った。
148キロ右腕
148キロの速球を投げる埼玉栄の内田了介投手は、この日は昨年9月30日以来となる対外試合のマウンドで、しかも試合開始から雨が強まり、マウンドがぬかるんだ最悪のコンディションでの登板となった。
2イニングを投げて4安打で3失点、しかし、途中からはステップの幅を狭めると、3イニング目は三者凡退に抑えた。「下が緩いのでバランスを崩さないように気を付けた。5,6割ぐらい、制球を重視して自分の中でセーブしながら投げた。大会までに取り戻していきたい」と話した。最速は130キロ台後半だった。
この日は聖望学園の蔵田亮太郎選手との対戦という事もあり、埼玉西武、北海道日本ハム、巨人など8球団のスカウトが集結したが、蔵田選手には2安打を許し、「変化球の対応力などがいい。自分も4番なので見習う点もあった」と話した。
埼玉西武は渡辺GMが訪れ、地元埼玉の逸材を視察したが、内田投手について「肘の使い方がうまい。これから上がってくると思う。地元の選手だし引き続き追いかけたい」と評価した。
140キロ台のストレートとスライダーやスピリットを制球良く投げることができる内田投手、夏の埼玉高校野球大会に向け、状態を上げていく。
マウンドで足を滑らせる場面もあり、直球は130キロ台後半と、全力投球ではなかったが、西武の渡辺久信GMは「肘の使い方がうまい。これから上がってくると思う。地元の選手だし、引き続き追いかけたい」と評価した。
対外試合は昨年9月30日以来。試合開始から雨が強まり、足下がぬかるむ悪コンディションとなった。内容は3回4失点。蔵田に2安打を浴びた。それでもステップ幅を普段より1歩ほど狭めて足下を安定させるなど冷静に対応。3回は三者凡退に仕留めた。「制球を重視して、自分の中でセーブしながら投げた。大会までに取り戻していきたい」と話した。
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