昌平・渡辺翔大選手と聖望学園・蔵田亮太郎選手にソフトバンクなど7球団視察

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昌平と聖望学園が練習試合で対戦し、高校通算43本塁打の渡辺翔大選手と187cm遊撃手・蔵田亮太郎選手の視察に7球団10人のスカウトが訪れた。

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ソフトバンク・永井編成部長が評価

この日の練習試合では、昌平の渡辺選手が4番ファーストで出場し、その後、レフトを守った。第1試合は2打数1安打2死球、鋭い打球を見せた。2試合目はヒットはなく、9打席で1安打3四死球となった。

この日は7球団が視察をしたが、福岡ソフトバンクの永井編成育成部長は「打撃、特にパンチ力。あとは外野ができれば可能性が広がる」と評価した。

蔵田選手はこの日は1番ショートで出場したが、打撃では4打数ノーヒット、2つの三振を喫し、「全然ダメだった。力が入りすぎました。気持ちで負けていました」と話した。

また昌平では2年生の吉野創士選手が、来年のドラフトドラフト候補スラッガーとして注目されている。この日は3番ライトで出場すると、初回に追い込まれながらバックスクリーンへホームランを放った。

この吉野選手について、オリックスの上村スカウトは「センターから右方向の打球が強い。パンチ力が魅力。2年生なのでもっと良くなる」と評価した。

吉野選手は同学年で150キロを記録した明桜の風間球打投手について、「知っていた。同学年なので戦ってみたい」と話し、来年の全国大会での対戦を希望した。

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ダブルヘッダーにフル出場し、9打席で右前打1本と3四死球。自慢の長打は出なかったが、ソフトバンク・永井編成育成本部長は「打撃、特にパンチ力(が魅力)。あとは外野ができれば可能性が広がる」と評価した。

この日は今秋プロ注目の昌平・渡辺翔大内野手と聖望学園・蔵田亮太郎内野手がいることからNPB7球団が視察。そんな中での吉野の活躍にオリックス・上村スカウトは「センターから右方向の打球が強い。パンチ力が魅力。2年生なのでもっと良くなる」と高評価。

蔵田は1番遊撃で先発し、4打数無安打。タイミングが合わない場面が多く、2三振だった。2三振とアピールできなかった。「全然ダメだった。力が入りすぎました。気持ちで負けていました」と唇をかみしめた。昨秋までは主に3番を打っていたが、自粛期間後からは1番を務める。「バッティングでチームに流れを持って行かないと。先頭打者として引っ張っていきたいです」と意気込んだ。

 

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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