履正社の関本勇輔選手がこの日、今大会初ヒットとなるタイムリーヒットを打ったものの、試合はノーゲームとなった。
初回に初ヒット
プロが注目する強肩捕手・関本勇輔選手は、今大会の初戦は1打点を挙げたものの2打数ノーヒットだった。試合後に元阪神の父から「背中が丸くなっている。背筋を伸ばせ」とアドバイスを受け、この日に臨んだ。
初回、2アウト3塁の場面で打席に入った関本選手は、ライト前に今大会初となるヒットを打ったが、試合は3回で雨天のためノーゲームとなり、幻となった。それでも、「丸くなると視線が低くなるので。いい感覚で高めを打てた」と父のアドバイスを生かし、結果を出した。
この試合には5球団のスカウトが視察に訪れたが、阪神は和田TAが視察をし、関本選手に「しっかり見極めて、ストライクゾーンに来たタマを打ち損じしないで1球で仕留める。広角にね。バットコントロールがいい」と評価した。
履正社の4番捕手にエンジンがかかっていくか、次戦の活躍を期待したい。

関本に加えて3番・小深田大地三塁手、先発・内星龍投手(ともに3年)もプロ志望を表明しており、ネット裏には5球団のスカウトが現れた。阪神・和田豊球団本部付テクニカルアドバイザーは、19日の練習試合に続く2週連続の視察。「しっかり見極めて、ストライクゾーンに来たタマを打ち損じしないで1球で仕留める。広角にね。バットコントロールがいい」と、関本は高い評価を受けた。自身とチームの目標へ向かって打ち続けるのみだ。
降雨のスタンドには阪神、ヤクルトなど5球団のスカウトの姿があった。19日の練習試合に続き、2週連続で履正社を視察した阪神・和田豊球団本部付テクニカルアドバイザー(TA)は「しっかり見極めて、ストライクゾーンの球を確実にヒットにする。バットが素直に出るし、広角に打つことができる」と評価した。
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