仙台育英は宮城大会準々決勝の柴田戦で4-3で勝利した。エースの向坂優太郎投手が8回2安打7奪三振1失点の好投を見せた。
打っても2ラン
この日は、エース・向坂優太郎投手の活躍がなければ仙台育英が敗れていたかもしれない。
投げてはストレートを低く集め、左打者にスライダー、右打者にツーシームを使い、一人一人きっちりと抑えていく。「テンポ良く投げることができ、打者を見ながら臨機応変に対応できた」と話した投球は、8回を投げて2安打7奪三振1失点、6者連続三振を奪う力投も見せた。
また打撃でも、4回2アウト3塁の場面で、ライナーでライトのスタンドに入る、逆転のホームランを放った。これが公式戦初ホームランで、高校通算は4号だが、試合は4-3で柴田高校に辛勝しており、投打に向坂選手の活躍がなければ、仙台育英に土がついていたかもしれない。
向坂投手は柴田郡村田町の出身で、柴田は地元の高校となる。中学時代の仲間との対戦に「知っている選手がいて、いろいろなことを思い出しました」と話した。
向坂投手は大学進学を予定している。この日は大型遊撃手の入江大樹選手などの視察に7球団のスカウトが訪れたが、北海道日本ハムの白井スカウトは「コントロールが良く、ピッチングがうまい。将来が楽しみ」と話した。

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1メートル85の大型遊撃手の入江大樹(3年)がおり、7球団のスカウトが視察。向坂は大学に進学する予定だが、完成度に注目が集まった。日本ハムの白井康勝スカウトは「コントロールが良く、ピッチングがうまい。将来が楽しみ」と絶賛した。
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