健大高崎・下慎之介投手が４回１安打７奪三振、広島・ロッテ・ＤｅＮＡなど７球団視察

健大高崎の左腕・下慎之介投手が準々決勝の常磐戦に先発し、４回１安打７奪三振の好投を見せた。

最速１４０キロ

プロ注目左腕の下慎之介投手はこの日、角度のあるストレートと持ち味のインコースの制球で、３回までをパーフェクトに抑えた。４回に１安打を許したものの、７つの三振を奪い、この回でお役御免となった。

最速は１４０キロだったが「球速は意識していません。直球も7、8割の気持ちで投げた」と話し、相手を抑える投球に集中している。

この日は広島、横浜ＤｅＮＡ、千葉ロッテの７球団のスカウトが視察に訪れたが、広島の高山健一スカウトは「今までも何度か見てきたが、今日はその中でもかなり調子が良い日だと思う。これからも伸びる素質がある楽しみな選手」と評価した。

球速では測れない下投手の良さがある。それを証明するには強敵を相手にも通用する所を見せる必要があり、次戦の前橋育英戦、また甲子園交流戦の帯広農戦が注目される。

スタンドには、プロ7球団13人のスカウトが視察に訪れた。広島の高山健一スカウトは「今までも何度か見てきたが、今日はその中でもかなり調子が良い日だと思う。これからも伸びる素質がある楽しみな選手」と評価した。