170cmながら、キレのあるストレートを投げ、明豊のエースとして投げ続けた若杉晟汰投手が、甲子園交流戦で7回1失点の素晴らしい投球を最後に、高校野球を卒業する。
返ってきた
明豊・若杉晟汰投手は、昨年のセンバツで、2年生エースとして活躍し、チームをベスト4に導いた。しかし、昨夏は大分大会準決勝で大分商に敗れて夏の甲子園を逃すと、秋はセンバツ出場切符を手に入れたものの、新型コロナウイルスの影響によりセンバツが中止となり、夏の甲子園も中止となった。
甲子園交流戦で甲子園に到着した若杉投手は「帰ってきたという気持ちでした。ウキウキしていました」と話した。今大会は勝っても負けても1試合のみだが、マウンドで小さな体が躍動し、139キロのストレートと、大きく曲がるスライダーもまた躍動した。
7回6安打9奪三振1失点、「チームに貢献する投球ができました」と話し、高校最後のマウンドを、3年生の楠投手、そして2年生の太田投手に譲った。
今後について聞かれると、「プロに行くつもり」と話し、プロ志望届を提出することを明らかにした。キレの良い球を投げる左腕投手が、これからもどんな挑戦を見せ、躍動する姿を見せてくれるのか注目したい。
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