桐生第一の144キロ右腕・蓼原慎仁投手がこの日、7回からマウンドに上ると、明石商打線と対峙した。
アピールできていない
登板した7回は2アウトながらランナーを2塁に置き、来田涼斗投手と対戦する。「スイングを見たら僕らより一歩上をいっている選手。結構意識しました。絶対に抑えようと思って臨みました。」と、ストレートを見せ球に変化球を効果的に使い、カーブでショートフライに打ち取った。
8回には2四球から1点を与え、2回1安打1奪三振1失点で、最初で最後の甲子園のマウンドを終えた。蓼原投手は「制球の課題が残りました」と話した。
既にプロ志望届を提出いしており、練習や群馬独自大会に複数球団のスカウトが視察に来ているが、「正直言うとアピールできてないと思います。」と話し、今後、プロ志望高校生合同練習会に参加したいと話した。
おそらく、育成枠くらいでの指名がありそうな現在の状況だが、群馬大会でも鋭い変化球を使った投球を見せるなど、投げるたびに新しい発見ができる投手でもある。合同練習会でその評価がさらに上がっていくかどうか注目したい。
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「正直言うと(甲子園で)アピールできてないと思います。プロはトップレベルが集まる場所。ドラフトまでまだ時間があります。行くためにはレベルアップが必要。これから次へ進める準備をしていきます」。8月末から始まる合同練習会に参加したいと話す。蓼原にとってまだ高校野球は終わらない。
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