プロ志望高校生合同練習会が、東日本会場の東京ドームで行われ、国学院栃木のシャピロ・マシュー一郎投手が147キロの速球を披露し、プロのスカウトにアピールした。
非常に目立った
シャピロ・マシュー一郎投手はこの日、自己最速を1キロ更新する147キロを4度記録するなど、夏からさらに成長した姿を見せた。打者6人に対しノーヒット、1四球を与えたものの4者連続三振を記録した。
191cm93kgの大型右腕だが、高校時代は成長痛に悩まされ、今年夏まで公式戦は1度も登板していなかった。今夏も栃木の独自大会はベスト8までという事で、他にも多くの投手がいるチームで、2試合3イニングの登板にとどまった。
シャピロ投手は「僕は実績が乏しい。この練習会に出る以外に選択肢はないと思っていた」と話し、早くからこの練習会への参加を考え、ここに向けて練習をしてきた。
視察したスカウトからも高い評価が聞かれた。
巨人・榑松スカウト次長:「非常に目立った。特長があるし、指にかかったボールに力がある。とにかく体つきが素晴らしい」
阪神・畑山統括スカウト:「投手ではシャピロ君の名前は聞いていたが、粗削りだが伸びしろ十分で楽しみ」
東京ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク:「コントロールが悪いイメージだった。こんなにいいんだとわかった選手のひとり。成長度合いもはかり知れない」
体の大きさ、ポテンシャル、そして成長度合いなど様々な角度から評価され、本人にとってもプロ球団にとっても実りのある合同練習会となった。
ドラフト会議では育成枠で指名があるかどうかとなりそうだが、良い結果につながるのではないかと思う。
1メートル91、93キロの大型右腕。角度と球威のあるボールに、スカウト陣もうなった。「非常に目立った。特長があるし、指にかかったボールに力がある。とにかく体つきが素晴らしい」。巨人・榑松伸介スカウト部次長が言うように絶賛の嵐。最高のアピールとなった。
カーブなど変化球の制球に苦しんだが、栃木大会に比べて精度が上がった直球はスカウト陣の目を見張らせた。ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは「コントロールが悪いイメージだった。こんなにいいんだとわかった選手のひとり。成長度合いもはかり知れない」と評価した。
「投手ではシャピロ君の名前は聞いていたが、粗削りだが伸びしろ十分で楽しみ」。シート打撃で最速147キロを計測し、打者6人で無安打1四球、4連続三振と好投した国学院栃木の右腕シャピロ・マシュー一郎投手の名前を挙げた。
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