花咲徳栄で背番号1をつける松田和真投手が、関東大会初戦の東海大甲府戦で先発し、4回2安打無失点の投球を見せた。
エース
松田和真投手はエースとなった。昨年秋は高安悠斗投手が背番号1をつけ、好投を見せていたが、松田投手は背番号11をつけていた。
146キロの堀越啓太投手など、140キロを超す球を投げる投手が7人もいるというチームの中で、松田投手は冬に鉄アレイを使って指のトレーニングを続けると、「指にかかって、ストレートが良くなった」とストレートに磨きがかかった。
春季大会でも先発、リリーフに安定した投球を見せ、球速も145キロを記録するまで成長し、背番号1を掴んだ。
この日は味方が1回に1点を先制すると、「良い打者が多いので変化球を使っていこうと捕手と話し合った」と変化球中心のピッチングを見せる。「カーブに近い投げ方。少し抜き気味で曲がり幅を大きくしている」という曲がりの大きなスライダーを、カウント球でも決め球でも使い、東海大甲府打線を翻弄した。
3回表に味方打線が一挙9点を奪うと、松田投手は4回でお役御免となった。4回を投げて2安打3奪三振無失点、貫禄の投球だった。
成長を見せる松田投手、「プロに行きたい願望はある。力が出し切れていないので、まだまだ。今大会でしっかりアピールしたい」と話した。
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「プロに行きたい願望はある。力が出し切れていないので、まだまだ。今大会でしっかりアピールしたい」。
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