箕島・中川大雅投手が9回10失点も143キロ記録、DeNAの兄を超えたい

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箕島の左腕・中川大雅投手が、市和歌山との練習試合で10失点も9回を投げきった。

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DeNAの兄を超えたい

市和歌山の小園健太投手との対戦となったこの試合、「楽しみにしていた」と話す中川大雅投手だったが、9回で10失点し「今までで一番悪い」と悔しがった。小園投手は17個の三振を奪って完封し、「テンポのいい投球やギアチェンジを見習いたい」と話した。

それでも球速は143キロを記録し、ストレートや得意のカーブで連続三振を奪うなどの力も見せた。兄は横浜DeNAの中川虎大投手で、2017年の育成ドラフト1位で指名され、その後、支配下登録されて今年は現在、先発ローテーションで投げている。

そのDeNAの今永投手を「左投手で一番いいストレートを投げる」と目標にし、「兄を越えたい」とプロで活躍し始めた兄の背中を追う。

変化球の良い投手で、体はそれほど大きくないが、ストレートを磨いて行きたい。夏の投球次第でプロ志望をすれば育成で指名される可能性があるかもしれない。

成長を期待したい左腕投手だ。

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9回を一人で投げきったが無念の10失点。ただ、スピンの効いた最速143キロの直球や一度浮き上がるような軌道のカーブを投じ、連続三振を奪うなど随所で高い能力を発揮した。

 「今までで一番悪い。(小園投手との対戦を)楽しみにしていた。テンポのいい投球やギアチェンジを見習いたい」と今秋ドラフト候補・小園健太投手(3年)との対戦を糧とした中川。

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