148キロ左腕の北海・木村大成投手、球の質を向上させ最後の夏へ

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センバツでも好投し、素質の高さを見せた北海の148キロ左腕・木村大成投手が、最後の夏に向けて更に成長を加速させる。

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巨人・鍵谷投手からラプソードが届く

北海高校のOBで巨人の鍵谷投手から5月、球の回転数や回転軸を計測するラプソードが送られた。木村大成投手は早速計測を行うと、昨年に別のマシンで計測した時より、ストレートの回転数が1500から2400に、スライダーが2500から2800に上がっており、「ストレート、スライダーともこのまま伸ばしてゆきたい」と話した。

単純な比較はできず、また回転軸も重要な要素ではあるが、昨年から進化をしているのは間違いなさそうだ。更にこのデータを活かすために、野球部の部長がデータ解析法を学び、「下半身の柔軟性を上げてから投げるのが木村には合っている」と、肘のいちや手首の角度などを微調整しながら、更に質の良い球を追求する。木村投手も「一番いいリリースの位置も、つかめてきた」と話す。

昨年夏の北海道独自大会決勝で、旭川実の田中楓基投手となげ合い勝利した木村投手だが、センバツ、春の道大会ではサヨナラ負けで敗れた。今年は2年ぶりの夏の甲子園を目指す大会となるが、まずは南北海道大会を制し、春夏連続出場を目指す。

甲子園で春よりも成長した投球を見せることができれば、特に今年は高校生では貴重な左腕投手だけに、更に注目度が増すことになる。

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尊敬する先輩の贈り物を最大限活用している。春夏連続甲子園出場を願う巨人鍵谷から、5月にボールの回転数や回転軸を測定するラプソードが届いた。木村が1年時に別の機材で回転数を測定した際は直球が1分あたり1500回転、スライダーが2500回転。“新マシン”で5月に測定すると直球2400、スライダー2800回転と、数値が上がっていた。成長を感じ「直球、スライダーとも、このまま伸ばしていけばいい」と手応えを得た。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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