三浦学苑と前橋育英が練習試合を行い、前橋育英の皆川岳飛選手が高校通算22本目のホームランを放つと、三浦学苑の上村海斗投手が高校通算29本目のホームランで応酬した。
上村投手は9回7安打1失点完投
ともに強打者として注目され、投手としても140キロ台の速球を投げる前橋育英の皆川岳飛選手と三浦学苑の上村海斗投手が対戦した。
この日は上村投手が洗髪をすると5回、皆川岳飛選手がインコースのストレートを叩き、センターオーバーのホームランを放つ。「真ん中より内側で、ちょっと詰まった感じだったけど伸びてくれた。」と話した。
しかし今度は6回、2アウト1,2塁の場面で上村海斗投手が、レフトオーバーの3ランホームランを放った。「打ったのは、内角の真っすぐ。うまく、右手で押し込めたので切れなかったと思う。」と話した。
上村投手は9回を投げて7安打3奪三振1失点と好投をしたが、「投げるのはいくらでもOKなのに、九回に1失点しまって。最後の夏は打つだけじゃだめで、投げる方もがんばりたい」と話した。
ドラフト候補選手のホームランの応酬となったが、前橋育英の荒井監督は「私が前橋育英で見てきたなかで、遠くに打てるのは一番だと思う」と皆川選手を評価した。シャープなスイングからの打球は飛距離がぐんぐん伸びる感じで、この夏が非常に楽しみだ。
プロ注目の前橋育英の皆川岳飛(みなかわ・がくと)外野手(3年)が五回1死一塁で、三浦学苑の右腕投手の内角直球を中堅越え2ランとした。そこまで確実にとらえられなかったが、腕をたたみながらも左手でうまく押し込み、高校通算22本目とした。
六回2死一、二塁、三浦学苑のエース右腕で4番の上村海斗投手(3年)が前橋育英の左腕・菊池楽投手(2年)から高校通算29本目となる左越え3ランを放ち、投げては7安打無四球3三振1失点完投。さながら〝ワンマンショー〟の活躍を見せた。
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