鵡川高校の長谷川太祐投手が春季高校野球北海道大会の室蘭地区3回戦で浦河高校を相手に5回参考ながらノーヒットノーランを達成した。
長谷川投手は180cmの長身左腕投手で球速は135kmながら球威があり、秋季大会では5回をすべてストレートを投げ、1安打11奪三振に抑えるなど力のある投手だ。
この日は5回を投げて3奪三振3四死球とこちらの数字は多くは無いが、スプリットで追い込みストレートで詰まらせて打ち取るスタイルで、1本のヒットも許さなかった。
また、北海の玉熊将一投手は札幌ブロックの代表決定戦で強豪・東海大四相手に先発し、7回コールド、2安打無失点の好投を見せた。これで3試合に登板して13回を投げて無失点が続いている。
長谷川投手は無名だが球威のある180cmの左腕投手で、育成枠や隠し玉候補として名前が挙がるかもしれない。また玉熊投手は1年生の明治神宮大会で全国デビューし、甲子園でも天理を完封するなど有名な投手だが、135km前後のストレートはやや力不足という感じで見られている。元々球のキレや大崩れしない安定感のある投手なので、昨年から5kg体重を増やしているということで球の質に変化があったのかなどが気になる。全国大会に出場し力を見せられれば、ドラフト候補として名前が挙がってくるだろう。
ニッカンスポーツ・コム:2012/05/17
鵡川の180センチ左腕エース長谷川太祐(たいすけ)投手(3年)が、5回参考ながら公式戦初となるノーヒットノーランを達成した。浦河の打者19人に対して75球を投げ、3奪三振3四球。「1、2回戦が駄目だったのでホッとしています。浦河は打線が良いので、自分が打たれると負けるという気持ちで挑みました」。4回裏に佐藤茂富監督(71)に無安打投球を教えられ「意識しました」と明かした。
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スポーツ報知:2012/05/17
エース玉熊将一主将(3年)が7回2安打無失点と好投。地区予選13回を無失点で全道切符を手にした。決勝までの3試合で計42安打を放った東海大四を相手に、立ち上がりからテンポ良く直球、変化球が低めに決まった。小気味の良い投球で三塁を踏ませぬ快投。初戦からの無失点も13回に伸びた。「まずは0点に抑えようと思った。前の試合よりも高めに浮く球が少なくなって打ち取ることができた」と自身も納得の表情だった。
投球幅も広がった。正月のオフには意識的に食事量を増やした。1回の食事にどんぶりでごはん3杯を食べた。現在は、昨秋から5キロ増えて78キロ。平川監督も「普通は(1年、2年時の)両方で成長することはあまりないけど、彼(玉熊)は2回の冬で両方ともいい体づくりができた」と話す。玉熊も「力が伝わる」と体重が増えたことでストレートの球威も増し、直球で押す投球もできるようになった。
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