花巻東の佐々木麟太郎選手と対戦した広陵は、同じく1年生の左のスラッガー・真鍋慧選手の3ランホームランなどで10−9と競り勝ち、決勝進出を決めた。
10号3ラン
真鍋慧選手は189cm89kgの体があり、広陵のボンズと注目される1年生。この日は2回、2アウト1,2塁の場面で、カウント3−1からのスライダーを引っ張り、打球はライトスタンドに飛び込んだ。高校通算10号となる3ランホームランに「真っすぐを狙って、芯で捉えようと思った。狙っていた球なのでいい感じで捉えられました」と話した。
均整の取れた体、柔らかさもある打撃に、佐々木選手よりも好むスカウトも多いかもしれない。この日視察したスカウトからも絶賛の声が挙がる。
中日の米村明チーフスカウトからは「佐々木は大砲型だが、真鍋は長打力のあるバランス型。インコースをさばけるのは評価の1つになる。うまくさばいていた。スイングスピード、タイミングの取り方、うまく対応できている証拠。守備を見ても、三塁や外野もできそう。スーパーになるのに体はいい要素です」
中日・松永編成部長:「将来的に、広角に長打が飛ばせるオリックスの吉田正尚タイプのイメージ」
巨人・水野スカウト部長:「真鍋君は体に恵まれている」
この日は、その佐々木選手の目の前で3ランを放ったが、8回には3ランホームランのお返しをされた。同じ左のスラッガーで、「少し意識します」と話す。これから、守備面や足などでも佐々木選手などと比較され、高く評価されていくタイプだろう。

中学時代から、水で重量を増やせるバットで振り込んできた。そのスイングスピードは驚異の150キロ。同じ1年生で高校通算49本塁打を数える花巻東の佐々木麟太郎が注目を一身に浴びているが、真鍋の柔らかい打撃も目を引く。中日の米村明チーフスカウトからは「佐々木は大砲型だが、真鍋は長打力のあるバランス型。内角のさばき方が上手。守備を見ても、三塁や外野もできそう」と総合力を高く評価された。
▽中日米村アマスカウトチーフ(広陵・真鍋について)「インコースをさばけるのは評価の1つになる。うまくさばいていた。スイングスピード、タイミングの取り方、うまく対応できている証拠。スーパーになるのに体はいい要素です」



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