昨年、松坂大輔投手が現役引退をしたが、すでに松坂世代2世がドラフト候補として注目されている。松坂投手とともに横浜高校で活躍し、横浜、中日などで活躍した小池正晃氏の長男・小池祐吏選手が注目される。
4番サード
小池正晃氏は、松坂大輔投手のいた1998年横浜高校の主力で、サードを守り、主軸としてチームの春夏甲子園連覇、公式戦44連勝の立役者の一人だった。1998年のドラフト会議で横浜ベイスターズに6位で指名され、プロでは中日、横浜DeNAなどで13年間プレー、55本塁打を放った。松坂世代を代表する選手の一人だった。
そして今年、その正晃氏の長男・小池祐吏選手が東海大菅生で4番サードを打ち、180cm77kgの体も持つスラッガーとして注目されている。新型コロナの感染拡大のため、一昨年、昨年と練習試合などが少ない中で通算10本塁打を記録しており、シャープなスイングは父譲り。
「進路は今夏の結果で」と、将来的にプロ入りを目指すことは間違いないが、今年の結果次第でプロ志望届の提出の可能性もある。
松坂世代も福岡ソフトバンクの和田毅投手のみとなったプロ野球界で、今度は松坂世代2世が盛り上げてくれる。時代は移り変わっていく。
その他のプロ野球に関係したドラフト候補たち
サンケイスポーツのWEBサイトでは、この他にも、父親や兄がプロ野球に関係しているドラフト候補選手を紹介している。
平塚学園の辻快翔投手は、165cm70kgの左腕で強気な投球が持ち味、父は元千葉ロッテで現在国士舘大の監督を務める辻俊哉氏。
国学院大の森下颯太選手は、広島・森下暢仁投手の弟で、遊撃手として柔らかい守備を見せる。日本大・田嶋俊輔投手は、兄がオリックスの田嶋大樹投手で、兄とは違い右腕投手だが最速148キロの速球を投げる力のある投手で指名が注目される。

父は横浜高時代に、昨季限りで現役を引退した〝平成の怪物〟松坂大輔氏(元西武)とともに公式戦44連勝。プロでは13年間で通算55本塁打を放った。息子は昨年、「4番・三塁手」で甲子園に春夏連続出場した。秋の公式戦終了後は練習試合をしないこともあり、高校通算10本塁打にとどまっているが、180センチ、77キロの右打者は将来的にプロ入りを志望。「進路は今夏の結果で」と父親同様、高校3年時にドラフトで指名される可能性を秘めている。
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