今年注目したい選手、筑陽学園・木口永翔投手

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今年注目したい投手を紹介します。筑陽学園の木口永翔投手は、右の低い位置から腕が出るが、しなやかに腕を使ってキレの良いストレートを投げる。

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小さく動く球

特徴はしなやかな腕の振り、スリークォーターで低い位置で腕を振るが、しっかりと折りたたんで速いのが特徴。そこから繰り出されるストレートは右打者の外角高めに勢いがあり、狙って打っても空振りを奪う。

そして、小さく動く球も特徴で、小さくスライド回転する球、そしてタイミングを外すシュート気味の球でカウントを稼ぐ。

昨年夏は準々決勝で真颯館高校と対戦、プロ注目の146キロ左腕・松本翔投手が2失点完投勝利をする中で、木口投手は7回から登板し、2回1/3を2安打1奪三振無失点。試合に敗れたものの、この投球は非常に良いものだった。

183cmと上背もあり、今年は球速を140キロだけでなく145キロくらいまで伸ばして欲しいし、その期待ができる投手だと思うが、それができればプロも放っておかない投手になりそうだ。

福岡県の高校生は、センバツに出場する九州国際大付の野田海斗捕手や黒田義信選手が注目されるが、飯塚高校の191cm右腕・白濱快起投手は145キロの速球を投げ、小倉の吉川雅崇投手も145キロを記録する。

福岡工大城東の内田海翔投手や、福岡大大濠などからも好投手が出てきそうで、今年も例年と同じ激戦区、そこで筑陽学園が勝ち上がるために、木口投手の成長が欠かせない。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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