センバツに出場するクラーク記念国際が大同大大同と練習試合を行い、最速148キロ右腕の辻田旭輝投手が、2回を投げて6者連続奪三振を記録した。
肩の力が抜けて
この日の練習試合で4回から2番手で登板した辻田旭輝投手は、ストレートで4つ、変化球で2つの三振を奪い、6者連続奪三振の圧巻の投球を見せた。
3月6日の前橋育英との練習試合では、1戦目で4回5奪三振、2戦目で3回5奪三振を記録するなど、三振を奪う圧倒的な投球を見せている。辻田投手は「下半身と上半身の連動が良くなってきた。力感なく腕が振れて、真っすぐをしっかり低めに決められた。空振りを取れたのが大きかった。」と話すと、佐々木監督も「肩の力みが抜けてきた。上々だね」と評価した。
昨年の明治神宮大会でも148キロ右腕として注目されたが、九州国際大付戦で先発したものの4回2/3を投げて6安打4失点して降板し、1−5で敗れている。そしてセンバツでも初戦で九州国際大付と対戦が決まり、「あともう少しで甲子園でやれる。しっかり調整して、もっと状態を上げていければ。」と雪辱に燃える。
この日はエースの山中麟翔投手も3回1安打7奪三振無失点と結果を残し、チームでリベンジに向かって一丸となっている。


第94回センバツ高校野球大会(18日開幕、甲子園)に初出場するクラークが9日、大同大大同高(愛知)と練習試合を行い、8―1で勝利した。4回から2番手で登板した右腕・辻田旭輝(新3年)が2イニングを6者連続三振と、完璧な投球を見せた。「力感なく腕が振れて、真っすぐをしっかり低めに決められた。空振りを取れたのが大きかった」。6人中、4人を仕留めた直球に、手応えを感じ取った。

6日の前橋育英戦では1戦目が4回5奪三振、2戦目で3回5奪三振。3戦計9イニングで16奪三振と好調で、佐々木啓司監督(66)も「肩の力みが抜けてきた。上々だね」とご機嫌だ。左のエース山中麟翔(りんと、2年)も先発し3回1安打無失点7奪三振と順調に仕上がり、18日の初戦、九州国際大付(福岡)戦に向け態勢が整ってきた。

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