春季高校野球東京大会が開幕し、各ブロックの1回戦が行われた。阪神・巨人でプレーした伊達監督率いる雪谷高校は、2年生の御園拓摩投手と3年生の渡辺顕人投手で完封リレーで勝利した。
夏までに150キロ
この日の立教池袋戦で先発したのは、新2年生で186cm右腕の御園拓摩投手。角度のある球で、4回を投げて4安打5奪三振無失点と好投を見せた。
元プロの伊達監督も「御園は角度があって、これからが楽しみ。」と話す投手で、球速は現時点で130キロ台前半だが、今後、成長が楽しみな投手と見ている。
また、5回からは最速143キロの速球を投げる今年のドラフト候補の渡辺顕人投手が登板し、4回3安打無失点に抑えた。この日は両足に張りがある状態で本調子ではなかったものの、結果を残した。
冬のフォーム改造で1歩分スタンスを広げることに成功し、平均球速が130キロ後半になったという。伊達監督も「渡辺は最速143キロ。伸びしろがあって、まだまだ出力が上がる」と話す。
「監督からは夏までに150キロを目指そうと言われている」と話す渡辺投手、東京の速球派投手として注目される1年が始まった。
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【高校野球】雪谷完封リレー 元巨人・伊達監督秘蔵っ子の渡辺と御園が好投 - スポーツ報知
雪谷が先発の御園拓摩(2年)、2番手のエース渡辺顕人(3年)による無失点リレーで完封勝ちした。186センチの長身から投げ下ろす御園が4回を4安打5奪三振。エースでプロが注目する渡辺も4回を3安打に封
今秋のドラフト候補である渡辺は両足に張りがあった状態で5回からマウンドに上がったため、本調子ではなかったが、テンポ重視でリズム良く相手打者を抑え込んだ。冬に下半身強化と股関節などの柔軟性を上げ、1歩分スタンスが広くなったことで直球の威力が増し、平均球速が130キロ台後半になった。監督からは『夏までに150キロを目指そう』と言われています」とプロの世界への扉を開くため、さらなる成長を目指す。
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