春季高校野球千葉大会では専大松戸が初戦を戦い、191cm右腕の竹葉洋太投手と、185cmの大型捕手・加藤大悟選手が存在感を見せた。
大型バッテリー
専大松戸は昨年、深沢鳳介投手(横浜DeNAドラフト5位)と岡本陸投手(専修大)の2枚看板や、強打の吉岡道泰選手(神奈川大)などがおり、春・夏の甲子園に出場した。
今年はセンバツ出場が出来ず、どんなチームになっているのかが注目されたが、この日の昭和学院高校戦では、191cm91kgの右腕・竹葉洋太投手が背番号10をつけて先発した。
大型右腕で最速140キロの球を投げるが、この日は、1回、2回とランナーを背負う苦しい投球となった。しかし、「相手が合わせに来ていた」と捕手で主将の加藤大悟選手と分析し、3回からは制球を重視してテンポ良くストライクを奪ってゆき、5回を投げて4安打無失点と役割を果たした。
「右足に体重を残して、前足にしっかりと体重移動をして力強い球を投げるように意識してきました。でもまだ粘りが足りません」と話し、まだ未完成な状態だが、スケールの大きさがある投手で、今後が注目される。
また、加藤選手は5回にレフトオーバーの3ベースヒットを打ち、6回コールドで勝利した。185cmの大型捕手として注目されるが、「去年は先輩たちと一緒にセンバツを経験。今年は初めてテレビ観戦をして、悔しかった。夏は絶対に自分たちが出るという気持ちで戦っていきたい」と話した。

先発した背番号10の竹葉洋太投手(3年)は、1、2回と走者を背負う苦しい投球も、3回からは「相手が合わせにきている」と、投球のテンポを変え、ストライク先行で制球良く投球。真っすぐを中心に打ち取る投球で5回を投げ4安打無失点。「立ち上がりが反省。まだ体を使い切れていない」と課題を口にした。
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