履正社高が春季高校野球大阪大会の4回戦を戦い、プロ注目の強打の遊撃手・光弘帆高選手が2安打2盗塁を記録し、巨人、阪神、東北楽天など複数球団のスカウトにアピールした。
守備の方が自信がある
光弘帆高選手は、178cm79kgの遊撃手で、高校通算14本塁打を放つ強打者として注目されている。この日は2回にストレートを弾き返すと、痛烈なゴロでライト前ヒットを打ち、すかさず二盗を決めた。また3回にもカーブをライト前に運ぶと、再び二盗を決めた。
光弘選手は、「肩に自信があります。守備から流れを作っていくタイプ。守備の方が自信がある」と話すが、「つかんできたものがあります。打撃で逆方向に大きい当たりを強く打てるようになった」と打撃でも大きく成長を見せている。多田監督は「光弘が塁に出ると得点力が上がる。気持ちも強い。守備も安定して攻守の中心選手」と信頼を寄せる。
この強打の1番・遊撃手に、この日は複数球団のスカウトが視察し、阪神は和田TAなどが視察した。
巨人・渡辺スカウト「肩も強いし、ショートで体も大きくなった。スイング力があるからヒットゾーンに飛ぶ。強い打球がいく。高校生では好選手です」
東北楽天・愛敬アマスカウトグループマネージャー「パンチ力があり、スローイングもいい。打てるショートだし、とても期待を持てる」
守備、肩、打撃があり、足でも勝負ができる選手として、今後も注目が続きそうだ。

▽巨人渡辺スカウト(光弘について)「肩も強いし、ショートで体も大きくなった。スイング力があるからヒットゾーンに飛ぶ。強い打球がいく。高校生では好選手です」
▽楽天愛敬アマスカウトグループマネージャー(光弘について)「パンチ力があり、スローイングもいい。打てるショートだし、とても期待を持てる」
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