プロ入りを目指すスラッガー、山村学園の坪井蒼汰選手が、春季高校野球関東大会の市立船橋戦で2本のホームランを放ち、高校通算32号とした。
プロに行きたいなら
この日の関東大会初戦、市立船橋戦で3番で出場した坪井蒼汰選手は、6−2の4回2アウトから、レフトスタンドにソロホームラン、7回2アウト1、2塁の場面でも、レフトポールに当てる3ランホームランとはなった。1本目については「弾道は少し高かったんですけど、これはもう」と打った瞬間に入ったと確信するあたりだった。
坪井選手は、中学時に浦和シニアで全国優勝を経験し、昨夏の埼玉大会・大宮東戦でも2本塁打を放つなどスラッガーとして注目され、プロ入りを志望している。
岡野監督から「プロに行くなら関東で打たないとダメだぞ」とハッパをかけられ、「プレッシャーにはなりませんでした。やってやるだけだと思って」と、初戦から3打数3安打2本塁打4打点という形で結果を残した。岡野監督も「よく打ちましたよね」と笑った。
現時点でプロ入りをするために、もう少しアピールが必要と思われる。まずはこの大会でさらにホームランを重ね、夏までの練習試合でスカウトが頻繁に足を運ぶようになり、そして夏の埼玉大会でもこの日のような活躍を続けて行ければ、秋までに何らかの判断をする球団が出てくるのではないかと思う。
とにかく今はひたむきに、前向きに、目指す所に進んで行きたい。

岡野泰崇監督(45)からは「プロに行くなら関東で打たないとダメだぞ」とハッパをかけられていた。その中でも「プレッシャーにはなりませんでした。『やってやるだけだ』と思って」と、平常心が結果につながった。

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