秋季高校野球近畿大会では、12球団のスカウトが視察する中で、大阪桐蔭や履正社、報徳学園が登場し、報徳学園の盛田智矢投手と堀柊那捕手のバッテリーに、スカウトの視線が集まった。
注目バッテリー
盛田智矢投手は187cmの長身右腕で、この日の箕面学園戦で先発すると、141キロを記録したストレートとカーブを投げ、6回をノーヒットで無失点に抑える好投を見せた。7回は1年生の間木投手に交代し、7回コールドで勝利、2人の継投でノーヒットノーランを記録した。
この日はカーブ以外の変化球を封印し、ストレートと2種類のみの投球だった。それでも相手を圧倒したが、「点差が開いていたし、結果的にそうなっただけ。自信にはならない」と話し気を引き締めた。
この日は履正社や大阪桐蔭も出場するとあり、紀三井寺球場には12球団のスカウトが集結したが、視察した巨人の岸スカウトは「角度のある直球が魅力でカーブがいい。内外角に投げられる制球力がある。」と評価すると、他のスカウトも「平均で140キロ台になれば面白い。カーブも投げられるからいい」と話した。
また、報徳学園は堀柊那捕手が特に注目されている。二塁送球が1.8秒台の強肩捕手で打撃も良く、この日は4回1アウト1,2塁の場面でタイムリーヒットを打つなど4安打を放ち、リードでも2人の投手でノーヒットノーランを演出した。
巨人の岸スカウトは「地肩が強く、走攻守、全てでいい。2人とも候補に挙がってくる」と評価した。
ドラフト会議が終わり、来年に向けた選手のチェックが本格的に行われる。


女房役の堀は4回1死一、二塁で中前適時打を放つなど4安打をマーク。「盛田が頑張ってくれたのが一番」とエースの快投をたたえた。大阪桐蔭、履正社なども登場したため全12球団が視察。巨人の岸スカウトは「(盛田は)角度のある直球が魅力でカーブがいい。内外角に投げられる制球力がある。(堀は)地肩が強く、走攻守、全てでいい。2人とも(ドラフト)候補に挙がってくる」と高評価した。

最速で140キロを超えた速球は長身の187センチから投げ下ろして角度があった。さらに100キロ台のカーブも効果的で、相手打線を手玉に取った。客席で見守ったNPBスカウトは「平均で140キロ台になれば面白い。カーブも投げられるからいい」と期待を口にした。7回に登板した間木歩投手(1年)とノーヒットノーランリレーを完成させた。

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