明治神宮大会では大阪桐蔭の1年生・境亮陽選手が7番センターに抜擢されて出場すると、6回には公式戦初ホームランを放つなど4安打を記録した。
俊足&二刀流で根尾2世
境亮陽選手はこの日のクラーク国際戦で2回にショートへの内野安打を記録すると、3回にはライト前ヒット、4回にはセンターへ二塁打、そして6回には神宮球場にライトスタンドに公式戦初ホームランを放った。4安打の活躍に「1年生なので、思い切り振っていこうと思ったのが、いい結果につながりました」と話した。
境選手は岐阜県出身で中学時代は陸上ジュニアオリンピックに出場し、100m走で11秒6という記録を持っている。また投げても142キロを記録しており、岐阜出身の二刀流・根尾昂選手2世と早くから注目されていた。
「ピッチャーとバッターの両方で活躍された先輩ですし、尊敬しています。自分も両方やりたい」と話す境選手、将来が非常に楽しみな選手だ。視察した中日の山本スカウトは「一塁を回ってからが速い。スプリンターの走り方。バッティングもいい。これからが楽しみ」と高く評価した。
また、大阪桐蔭は同じ1年生の徳丸快晴選手も2回に2点タイムリー2ベースヒットを記録し、1年生が躍動した。2年生も素晴らしい活躍で6回コールド12−2で勝利し準決勝に勝ち上がった大阪桐蔭、来年の高校野球の中心となるチームだが、再来年も高校野球の中心になりそうだ。


中学時代に陸上でジュニア五輪に出場し、100メートルの自己ベストが11秒6という快足が自慢。2回1死から4点のビッグイニングの起点となった遊撃への内野安打、4回には中堅への二塁打で持ち味を発揮した。中日の山本スカウトは「一塁を回ってからが速い。スプリンターの走り方。バッティングもいい。これからが楽しみ」と将来性を評価した。



コメント